米国で中国籍のがん研究者・李雲海が、乳がんワクチンに関する未公開研究資料を盗んだ疑いで逮捕・起訴された。彼は米国立衛生研究所や国防総省の資金を受ける研究に従事していたが、退職直後に約90GBのデータを中国に送信し、出国時に当局に摘発された。秘密保持契約に署名していたにもかかわらず権利を主張し、中国の大学との協力や資金提供も判明。今回の事件は米中間の研究協力と機密管理に大きな波紋を広げている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。