中国産ダウンジャケット「品質に問題あり」 自国の検査で発覚、著名メーカー品ふくむ

2023/12/10
更新: 2023/12/10

寒い冬、防寒着としてダウンジャケットを着用する人は多い。このほど、中国産ダウンジャケットのうち、26種の製品について品質に問題があることが、同国の市場管理当局が行った抜き打ち検査で判明した。

関連トピックスは中国の大手検索サイト百度(バイドゥ) のホットリサーチ(12月6日)入りし、中国でも物議を醸している。

今回、指摘された問題点は「偽造品である疑い」「繊維含有量において不合格」「ダウン含有率において不合格」など。こうした品質の問題を指摘されたメーカーのなかには、有名な中国産ブランドである「探路者(TOREAD)」「阿仕頓(Artsdon)」「千仞崗(CHERICOM)」「斯爾麗(SIERLI)」なども含まれる。

このなかで、前回の抜き打ち検査で不合格となったメーカーのうち、3社が今回も不合格となっているという。昨年の検査では14の省の225の企業が生産した234バッチ(一群)の商品のうち、25バッチが不合格だった。不合格率は10.7%である。

今回、抜き打ち検査されたダウンジャケットは、いずれも大手ECサイトの「天猫(Tmall)」や「京東(JD)」「抖音(中国版TikTok)」など15のプラットフォームの、178の販売店で販売されているものだ。

ネット上では「ダウンジャケットは、ただでさえ高いというのに、品質に問題があるなんて。この際、今年は安価な綿のコートか、軍用コートでいいや」といった諦めや嘆きの声も少なくない。

今年の冬は、なぜか40年前の実用着であった「軍用コート(軍大衣)」が、若者の新たなファッションとしてブームとなり、ダウンジャケット市場を圧迫している。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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