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激変する中国 ──中国はいま、巨変の前夜にあった

「緑の太陽」「三つの月」 空が告げる中国の異変【動画あり】

2025/05/20
更新: 2025/05/20

人々は空を見上げ、静かに時代の終わりを感じた。

「紫色の空」、「血の色の空」、「緑の太陽」、「オレンジ色の太陽」、「七つの太陽」、「二つの月」、「三つの月」──ただの自然現象として片づけられないほど、中国各地の空に、次々と“異変”が現れていた。

5月13日、北京で「氷の弾丸」とお呼ばれるほどの巨大な雹(ひょう)が降った翌日(14日)空に「緑色の太陽」が現れ、さらに翌日(15日)には内モンゴルで「ピンク色の太陽」、チベットでは「三つの月」が夜空に並んだ。

 

(2025年5月14日に、北京で観測された「緑色の太陽」)

 

5月9日にも、山東省済南市の夜空が突如として紫色に染まり、先月(4月18日)には広西チワン族自治区で空に太陽が同時に7つも並ぶ奇妙な現象が観測され、加えて各地で「竜の影」や「竜の鳴き声」といった神秘的な現象も続々と報告された。

 



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中国では古来より、空の変化は“天意”とされ、「天変即ち政変」という思想がある。「天の異変は、為政者の徳が失われたときに起こる」と、多くの賢人たちが記し、語り伝えてきた。

しかし、科学は、こうした天象を迷信と批判し、「光の屈折」といった自然現象として説明されるだろう。だが、空を見上げたそのとき、人々が感じたざわめきまで説明することはできない。

不穏な空模様を目の当たりにした人々の間では、「この時代もいよいよ終わりを迎えるのでは」といった声が静かに広がっていた。中国人が空に託す願いとは、決して“迷信”ではない。むしろ言葉にならぬ現実への、沈黙の抗議なのだ。

 

(2025年5月15日夜にチベットで観測された「三つの月」)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!