ドナルド・トランプ大統領は16日の日曜日夜、方針を転換し、かつて反対していた、亡くなった有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタイン氏に関連するファイルの公開を命じる決議案を支持すると表明した。
以前は民主党主導の公開要求請願(ディスチャージ・ペティション)に反対していたトランプ氏だが、今週、この決議案が採決にかけられる際、自党に賛成票を投じるよう呼びかけている。
トランプ氏はTruth Socialへの投稿で、「下院共和党はエプスタイン・ファイルを公開する決議案に賛成票を投じるべきだ。なぜなら我々には隠し事が一切ないからだ。この(ファイル公開の)動きは、過激な左翼の狂人たちが、共和党の大成功、特に直近の民主党の『政府閉鎖』問題での勝利から国民の目を逸らそうとしてでっち上げた、民主党のデマにすぎない。だからこそ、この民主党のでっち上げの騒動を終わらせ、先に進む時だ」と述べた。
先週、米下院は政府閉鎖を終わらせるための法案に投票するため、8週間ぶりに国会議事堂に戻った。
その投票の直前、アデリタ・グリハルバ下院議員(アリゾナ州選出・民主党)が宣誓就任し、エプスタイン事件に関するファイルを司法省に公開させる請願に必要な218番目の署名者となった。
マージョリー・テイラー・グリーン議員(ジョージア州選出・共和党)、ナンシー・メイス議員(サウスカロライナ州選出・共和党)、トーマス・マシー議員(ケンタッキー州選出・共和党)、ローレン・ボーバート議員(コロラド州選出・共和党)を含む4人の共和党員がこの取り組みに署名している。
グリハルバ議員の宣誓就任を受け、マイク・ジョンソン下院議長(ルイジアナ州選出・共和党)は、この法案に関する採決が今週行われるだろうと述べた。
公開要求請願の主要な推進者であるロー・カンナ下院議員(カリフォルニア州選出・民主党)のような議員たちは、共和党員の間で大量の造反票が出ると予測していた。
引退を表明しているドン・ベーコン下院議員(ネブラスカ州選出・共和党)のような一部の共和党員は、すでに、法案が本会議に上程された際には賛成票を投じると述べていた。
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