外国を強い言葉で批判する中国の「戦狼外交」。
その象徴とされた外交官たちが、ここにきて静かに第一線から姿を消している。
アメリカ批判で知られる外交官、耿爽(こう・そう)はこれまで「国連の中国常駐副代表」を務めていたが、最近になって中国人民外交学会の副会長へ異動した。
この団体は主に民間交流を扱う組織で、外交の最前線とは言い難い。中国のネット上では「事実上の退場ではないか」という見方も出ている。
もう一人が、前外相の秦剛(しん・ごう)だ。
習近平の信任を受け、駐米大使から異例のスピードで外相に抜擢された人物だが、2023年に突然公の
場から姿を消し、その後外相を解任された。
香港メディアは今回、秦剛がすでに地位を下げられ、早期退職する見通しだと伝えた。
かつて中国外交の「強い顔」とされた外交官たちが、相次いで前線から姿を消している。
中国外交の雰囲気が変わり始めているのか、注目されている。

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