6200人以上の行方不明児を発見 米FBIが発表

2026/03/19
更新: 2026/03/19

アメリカ連邦捜査局(FBI)は6200人以上の行方不明児を発見した。カシュ・パテルFBI長官は、同局にとって「歴史的な年」となった2025年に関する3月17日の最新報告の中で、「アメリカの子どもたちを保護するという任務を、かつてないレベルで推進している」と述べた。救出された子どもの数は、前年比で30%以上増加した。

司法省(DOJ)によると、これらのうち2700人が児童搾取の被害者であると特定された。パテル氏は、2025年にFBIが1700人の小児性犯罪者と300人以上の人身売買犯を逮捕し、764の犯罪ネットワークを解体したと説明した。さらに、ダークウェブ上の380万以上のペドフィリア(小児性愛者)アカウントが閉鎖されたと、同長官はXに投稿された総括で明らかにした。

また、FBIは児童に対する暴力犯罪で435件以上の逮捕を行い、300人以上を起訴した。FBIの報告によれば、オンライン搾取およびニヒリスティックな暴力的過激派(虚無主義的な社会破壊を目的とする勢力)による逮捕者は、2024年から490%増加した。

パテル氏は「我々はFBIを再建し、捜査官をワシントンD.C.から各地域へと投入し、情報共有を拡大した。そして、最先端技術とAIを駆使して、かつてない速さで捕食者(犯罪者)を追跡している」と述べた。「トランプ大統領の指導力のもと、我々は子どもたちを守るために一切の手を緩めず、今後も突き進んでいく」。

FBIが、提携先である議会認可の非営利団体「全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)」のデータを引用して9月10日に投稿した内容によると、2024年には約3万人の児童が行方不明として届け出られた。

同年に同センターに報告されたケースのうち、約90%が帰宅を果たしている。

FBIは次のように述べている。「行方不明児のケースは、見知らぬ者による真の誘拐以外にも、いくつかのカテゴリーに分類される。親や親族、家族の友人など、知人によって連れ去られるケースもあれば、オンラインで知り合った人物に会うため、あるいは家庭生活から逃れるために家出をするケースもある」。

「中には、殺害を隠蔽するために行方不明として届け出られる子どももいる。自分の子どもとして育てる目的で誘拐されることもある。また、非常に幼い子どもや発達障害を持つ子どもが、家から離れて迷子になるケースもある」。

全米のあらゆる法執行機関からの報告を集計している司法省の青少年司法・非行防止局(OJJDP)のデータによると、2024年には21歳未満の若者の行方不明報告が34万9557件あった。同局は2024会計年度に、児童誘拐の防止、行方不明児の捜索、および専門的な訓練と支援のために8600万ドル以上を拠出した。

3月9日、連邦保安官局(U.S. Marshals Service)は、南カリフォルニアの地元当局と共同で1週間にわたる児童回収キャンペーン「セーフ・リターン作戦」を実施し、37人の児童を救出し、7人を逮捕したと発表した。

連邦保安官局によると、子どもたちには、「親や保護者のもとへの帰宅、あるいは安全な保護先(里親や施設など)の確保を促進するための支援」が提供された。この作戦の主な目的は、「危機的な状況にある行方不明児を救出し、安全に保護すること」であった。

リバーサイド郡保安官事務所によれば、救出された子どもたちの中には、性的搾取や性的暴行の被害者も含まれていた。

カリフォルニア州のロブ・ボンタ司法長官は声明で、「我々はカリフォルニアの子どもたちを守り、家に連れ戻すための戦いを決して止めない。行方不明の子どもを見つけ出し、安全に帰宅させることは、我々ができる最も重要な仕事の一つである」と述べた。

カナダでも毎年、多数の児童が行方不明として報告されている。王立カナダ騎馬警察(RCMP)の「行方不明者・身元不明遺体国内センター」のデータによると、2024年には3万2680人の児童が行方不明として届け出られた。

一方、国境の責任者(ボーダー・ツァー)であるトム・ホーマン氏は1月30日、前政権下で所在不明となっていた14万5千人以上の不法移民の子どもたちの居場所を当局が特定したと述べた。

ホーマン氏によれば、発見された子どもたちは、前政権が身元確認の不十分な身元保証人に引き渡し、その後行方がわからなくなっていた「保護者の付き添いがない30万人以上の移民の子どもたち」の一部であるという。

「トランプ大統領はこれらの子どもたちを見つけ出すと約束した。彼の強力なリーダーシップと揺るぎない支持のもと、これら当局および提携機関の愛国者たちは、まさにそれを実行しており、今後も続けていくだろう」とホーマン氏は語った。

英語大紀元記者。担当は経済と国際。