トランプ氏 米軍「かなり迅速に」イランから撤退

2026/04/02
更新: 2026/04/02

トランプ米大統領は1日水曜日、米軍は「かなり迅速に」撤退し、必要に応じて戻る可能性があると述べ、イランからの離脱戦略の可能性を示唆した。

ロイター通信の取材に対し、トランプ氏は米軍がいつ1カ月以上にわたる紛争の終結を検討するのかと問われ、米国は「かなり迅速に」撤退するだろうと回答した。

トランプ氏は今後の戦略の詳細について、「彼ら(イラン)は現在それが不可能であるため、核兵器を持つことはない。その後、私は全員を連れて引き揚げる。もし必要があれば、ピンポイント攻撃を行うために戻ってくる」と語った。

また、トランプ氏は同通信社に対し、イラン政権は「これ以上攻撃されることを望んでいないため」、米国の要求に従うだろうとの見解を示した。

「大きな成果は、彼らが核兵器を持たなくなることだ。彼らもそれを望んではいない」と付け加えた。

戦争が5週目に入る中、ガソリンやエネルギー価格の上昇を受け、トランプ氏は作戦を終結させるよう圧力を受けている。大統領は、今後の進め方について議論するため、東部時間水曜日の午後9時に演説を行う予定だ。

その前日、トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、紛争は2〜3週間以内に終わる可能性があると語った。同氏は、ワシントンがイラン政権の特定の高官らと協議中であると述べており、月曜日にはニューヨーク・ポスト紙に対し、その一人としてイランのモハンマド・バーゲル・ガリバフ国会議長を挙げた。ただし、イラン外務省の関係者の中には、直接会談が行われていることを否定している者もいる。

大統領は水曜日の国民向け演説を前に、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」への投稿を通じて、イラン大統領が停戦を望んでいると述べた。しかし、イラン外務省の報道官は、トランプ氏の発言は「虚偽であり根拠がない」としている。

トランプ氏はまた、停戦はホルムズ海峡が開放され、自由に使用できるようになって初めて実現すると指摘した。「それまでは、我々はイランを忘却の彼方へ、あるいは巷で言われるように、石器時代へと叩き潰し続けるだろう!!!」と綴っている。

イランのイスラム革命防衛隊は水曜日、世界の原油の約5分の1が通過する重要航路であるホルムズ海峡を完全に制御していると主張した。トランプ政権はイランに対し、海峡再開に向けた動きを見せなければ、イランのエネルギーインフラやその他の施設が米軍の標的になると警告している。

戦争の出口戦略を示唆するコメントが出る一方で、イランの最高指導者アヤトラ・モジタバ・ハメイニ師は国営メディアを通じて声明を発表し、レバノンのテロ組織ヒズボラとその指導部への支持を改めて表明した。声明ではまた、中東における反イスラエル勢力を引き続き支援することも確認された。

ハメイニ師はヒズボラへの書簡の中で、「故イマーム(ホメイニ師)や殉教した指導者の道を継承するイラン・イスラム共和国の一貫した政策は、イスラエルと米国に反対する『抵抗』を支援し続けることに基づいていると断固として宣言する」と述べた。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。