中国の学校で集団感染が発生し、多くの小中学校のクラスや幼稚園が休校となっている。マスク着用を義務化し始めた学校もあり、関連する医薬品やマスクなどは品薄状態が続いている。内部統計によると、これによる死者数はこの4年間で最多となっている。
中国の薬局経営者が明らかにしたところによると、最近の新型コロナウイルスの変異株は、例年に比べて感染力も毒性も強くなっているという。病院は連日満床で、小児病院では深夜であろうと未明であろうと、人々が診察を受けるために列をなしている。団地では一日中、救急車が何度も出入りする様子が見られ、関連する医薬品や医療用品の品薄状態が続いている。
薬局経営者の江さんは「ウイルスは変異を続けていて、空気中を漂っているから、どこにでもあり、誰も逃げられない。今は本当に大変だ。うちの近所でも幼稚園が一つ休園になった。大人でも持ちこたえられず、どうしようもない。メーカーの咳止め薬やマスクはもう在庫がほとんどなく、供給がひっ迫していて、値上がりしそうだ」と述べた。
薬局経営者によると、今年の方針では、学校のクラスで1週間以内に10人以上感染した場合は休校にしなければならないという。現在、多くのクラスで10人から20人の生徒が感染しており、休校になったところもあるが、報告せずに休校にもしない学校もあるという。
別の薬局経営者、林さんは「うちの薬局ではN95マスクの在庫がない。南部でも北部でも集団感染が発生していて、休校になっているところもあるし、マスク着用を義務化し始めた学校もすでにある。今年のコロナはより狡猾になっていて、衝撃力もより強くなっている。これ以上は多く話せない、公にすることが許されていないからだ」と語った。
薬局経営者はさらに、以前は「三高」(高血圧・高血糖・高脂血症)を抱える中高年者が、秋冬の季節に心血管・脳血管疾患を起こしやすかったと明らかにした。しかし現在は年齢を問わず、コロナに感染しさえすれば、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしうるという。有名な心血管・脳血管の専門病院では、毎日長蛇の列ができており、病床は非常にひっ迫している。
林さんは「今年は若者も持ちこたえられていない。30代、40代で心筋梗塞や脳梗塞で亡くなった人が多く、私の身の回りでも何人も出ている。みんな自分は風邪をひいただけだと思っていて、ずっと良くならず、いろいろな薬を服用しても効果なく、20日あまり経った頃に心筋梗塞を起こした。病院で調べたら、コロナ感染が原因だった」と話した。
中国のウイルス学者、張さん(仮名)が明らかにしたところによると、今回のコロナの流行は、新興の変異株であるPJ.2.1とTA.1(いずれもオミクロンXFG系統の後代系統)の2つが共同で引き起こしたものだという。研究によれば、PJ.2.1はACE2受容体との結合能力が特に強く、より多くの種類の細胞に感染するとされる。
「我々の同胞の多くが、コロナの流行のピークの中で、ひっそりと亡くなっている。研究所が公表したデータでは、9月の死者数は2022年以降で最多となっている。冬のピークについて、モデルによる推算結果では、12月末までに感染者数は総人口の25%に達するとされ、心臓に問題が出る人々が、特に注意すべき層になるという」
最近、ある葬儀業界の関係者が動画を公開し、「今年はコロナの流行期よりも死者が多い」と述べた。
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