【独占インタビュー】安徽省政治協商常務委員・汪兆鈞氏、もっと沢山の人が立ち上がる


 デモは時代遅れ、民衆の意志、共同の願いを発信せよ

 汪氏が発表した約4万字の公開状で、もっとも敏感なテーマは「群衆の中からエリツィンを作ること」であり、そうした話題を携帯電話のショートメールで頻繁に発信するよう民衆に呼びかけた。

 汪氏は、早急に自らの態度を表明することが、民衆が暴力的弾圧を避けるもっとも有利な方法だと主張した。汪氏は、天安門事件当時、指導者と対立しないように天安門から素早く撤退しようと考えたときに、天安門辺りではすでに弾圧が始まったと語った。また、少し前にビルマで発生した僧侶・民主と軍事政権の流血衝突事件も、同氏にこれまでの民主化運動のあり方を見直すきっかけを与えてくれた。同氏は、「デモによる抗議方法はもう時代遅れだ。今の時代は、民衆の意志、共同の願いを発信することだ。そうすれば、専制主義、ビルマの軍事政権が自ずと恐れるのだ。軍事政権に発砲、禁止、弾圧を行う如何なる口実も与えてはならない」と分析した。

 次の世代が良い時代を生きることを希望

 汪氏はこれまでの人生を振り返って、最も苦痛を伴った事件が文化大革命だったとし、次の世代が同様な苦しみを受けないよう希望すると語った。

 汪氏は公開状の発表については、中国が良くなるためだとし、「我々は恨みがなく、過去のことは過去のことであり、歴史である。我々は未来のために、前へ進むべきだ。何故なら、我々は過去を総括し、反省することで、現在と今後の素晴らしい生活を送れるからだ。現在の人々および子供たちの良い生活のために、これは共通の人間性であり、私だけではなく、皆さんが反感を持つ保守派でも、皆同じだ。胡・温も例外ではないのだ」と語った。

(記者・李真、翻訳/編集・余靜)