日本の長期金利が2008年以来の高水準となる1.595%に上昇。財政拡張への期待と警戒感、金融政策の不透明感が市場に影響を与えている。
日銀短観で大企業・製造業の景況感が2期ぶりに改善し、業況判断指数(DI)は前回より1ポイント高いプラス13となった。価格転嫁の進展で企業収益が好調な一方、米国の通商政策など外部要因への警戒感も残る中、長期金利は一時1.435%まで上昇した。
日本の長期金利が上昇し、特に新発40年物国債の利回りが過去最高の2.9%に達した。
日本銀行の植田和男総裁は21日、衆議院予算委員会において、長期金利が急激に上昇する場合の対応策を改めて表明した。
20日、日本の債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時1.440%まで上昇し、2009年11月以来約15年3か月ぶりの高水準となった。
【大紀元日本5月5日】待望の日本経済回復が到来、日銀の金融政策改正は長期金利を押上げ、グローバル資本移動の構造を変えようとしている。ウォールストリート・ジャーナル紙が日本の長期金利について報道した。
2006/05/05