気象庁は7月4日、東海地方が梅雨明けしたと発表した。平年より15日早く、昨年より14日早い梅雨明けは、統計開始以来3番目の早さである。梅雨期間が短く、降水量が平年より少ない「空梅雨」となったことで、農業関係者やSNS上で、米の生育への悪影響を心配する声が上がっている。
国産米の高騰と品薄が続き、カリフォルニア米や台湾米など輸入米の流通が急増。食卓は国産・輸入米の共存時代に。
米不足と価格高騰で備蓄米の放出が決定されたが、農水省の対応遅れや流通停滞に消費者の不満が高まっている。
江藤農水相が米の輸入拡大に否定的見解を示す一方、政府は米の輸出拡大を推進。国内米不足と輸出増の矛盾が議論を呼んでいる。