中国で、銀行の商品が売れなくなる変化が起きている。
これらは、銀行にお金を預ける代わりに、少しでも増やしてもらうための商品で、多くの人が「ほぼ安全」と考えて購入してきたものだ。国債や企業の債券などで運用され、元本に近い安定した運用をうたうタイプが中心である。
しかし2026年に入り、こうした商品が少なくとも40本、売れずに販売中止となった。発行元には、国有の大手銀行から地方銀行まで幅広く含まれている。
銀行の商品でここまで販売の失敗が続くのは珍しいと、業界関係者は指摘している。実際、新規商品の数も減少傾向にある。
特に目立つのは、これまでよく売れていた低リスクの商品でも売れなくなっている点だ。
背景には、「本当に安全なのか」という不安の広がりがある。近年、中国では資産運用商品で損失が出たり、満期になってもお金が戻らない問題が続いている。
さらに、景気の悪化で運用自体が難しくなっていることも影響している。
こうした流れの中で、状況はこれまでとは明らかに変わり始めた。
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