【フォトニュース】モール襲撃、計画的な犯行か=ケニア

2013/09/29
更新: 2013/09/29

【大紀元日本9月29日】ケニア・首都ナイロビ郊外のショッピングモールで起きた、ソマリアのアルカイダ系イスラム過激派組織「アルシャバーブ」による襲撃事件で、CNNによると、米政府当局は26日、犯行グループが事前にモール内に武器を隠し、店舗を借りたうえで計画的に襲撃を行った可能性が高いとの見方を強めた。

犯行グループによる襲撃は21日から4日間にわたって続けられ、治安要員6人を含む少なくとも67人が死亡、175人以上が負傷した。また実行犯のうち5人は殺害され、事件に関与したとされる11人が当局によって拘束された。犯行場所となったショッピングモールは激しく損傷。屋上の駐車場は爆発によって崩壊し、停めてあった車両は下の階まで落下した。

また犯行には複数の欧米人が関わった可能性が浮上しており、インターポール(国際刑事警察機構)は26日、今回のモール襲撃に関与したとしてケニア当局が捜査中の英国人女性に、国際逮捕手配書を発行した。同女性は2005年に起きたロンドン同時爆破テロ事件の容疑者の妻で、「白い未亡人」の異名で知られている。

(翻訳編集・森 豪太)

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