重大事故と虚偽広告で信頼が急落している中国シャオミ(小米)製EV・SU7。今度は「目が小さい人は乗らないほうが良い車」として再び話題になっている。
きっかけは浙江省のあるSU7ユーザーの投稿だった。彼の特徴は「生まれつき目が小さい」ので、運転中にドライバーモニタリングシステム (DMS)から、近くへの移動だったにも関わらず「運転に集中せよ」との警告を20回以上も受けたという。
原因は、車載のドライバーモニタリングシステム (DMS)が彼の「目が小さい」ことを疲労状態と誤認識したためだ。
「頑張って目を大きく開けたよ、それでも警告は止まらなかった……」と嘆く車主の投稿は拡散され、「小目族(目が小さい人)はスマートカーに乗るな」とのブラックジョークがネットを席巻。
この件をうけ、シャオミ側はDMSが過敏すぎた可能性を認めつつ、「安全のため機能の手動オフは非推奨」とした。
実際、類似の問題はシャオミに限らず、過去には小鵬(シャオペン)、嵐図(らんとう)、蔚来(ニオ)といった中国製スマートカーでも確認されており、こうした誤認識は「技術的な未熟さ」によるものと専門家は指摘する。
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