円高進む 一時1ドル153円台 約半年ぶり

2026/09/08
更新: 2026/09/08

外国為替市場で8日、円相場が一時1ドル=153円台まで上昇した。約半年ぶりの円高水準となった。

市場では、日銀が利上げのペースを速めるとの見方が強まっている。日米の金利差が縮小するとの観測から、円を買ってドルを売る動きが広がった。

日銀は9月17、18日に金融政策決定会合を開く。市場では0.25%の追加利上げを行い、政策金利を1.25%に引き上げるとの見方が強まっている。ロイター通信によると、高市早苗首相の経済顧問を務める会田卓司氏も、日銀が9月に利上げするとの予測を示した。

円相場は7日にも大きく上昇し、一時1ドル=154円05銭まで円高が進んでいた。日銀の金融引き締め観測に加え、海外資産に投じていた資金を国内に戻す動きへの思惑や、円売り取引の巻き戻しも円高を後押ししている。

今後は日銀の金融政策に加え、米国の物価統計やFRBの政策判断が円相場を左右する焦点となる。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。