【大紀元日本7月19日】インドネシアの首都ジャカルタの米系高級ホテルで17日、同時テロ事件が発生、国営アンタラ通信はインドネシア治安当局がマレーシアの過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)の幹部が関与していると18日発表した。リッツカールトンホテルとJWマリオットホテルの米系高級ホテルで起きた自爆テロ事件では、少なくとも9人が死亡、うち7人は外国人で、2人は実行犯とインドネシア国家警察が発表。
JI幹部で今回の事件に関わったとみられるヌルディン・トップ容疑者は、2002年のバリ島の日本人観光客を含む202人が犠牲となった自動車爆弾事件をはじめ、計4回の爆破テロ事件に関与したとされ指名手配されている人物。
実行犯らは、15日にJWマリオットホテル1808号室に泊まり爆弾を組み立て、同ホテルと隣接するリッツカールトンの両ホテルのレストランで自爆テロを敢行した。地元テレビでは防犯カメラによって捕らえられたレストランに入る実行犯と見られる人物の様子と、爆発の現場を放映している。
(佐渡)
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