【歌の手帳】夢のあと 

夏草やつはものどもが夢のあと
2021/07/27

【歌の手帳】閑古鳥

うき我をさびしがらせよ閑古鳥
2021/07/21

【歌の手帳】古井戸や

古井戸や蚊に飛ぶ魚の音くらし
2021/07/17

【歌の手帳】歯にひびく

掬ぶよりはや歯にひびく泉かな
2021/07/11

【歌の手帳】あぢさゐや

あぢさゐや雨音だけの坐禅堂
2021/07/04

【歌の手帳】夕顔の白く 

夕顔の白く夜の後架に紙燭とりて
2021/06/30

【歌の手帳】鶴に身をかれ

松嶋や鶴に身をかれほととぎす
2021/06/22

【歌の手帳】若葉して

若葉して御目の雫(しずく)ぬぐはばや
2021/06/17

【ほっこり池】おくのほそ道

コロナ禍いまだ終息せず。芭蕉のような旅がしたいものです。
2021/04/04

【歌の手帳】世捨て人の願い

願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ
2021/03/15

【紀元曙光】2020年7月30日

五月雨を集めて早し最上川。松尾芭蕉『奥の細道』の名句である。
2020/07/30

【紀元曙光】2020年5月16日

さわやかな初夏。目に映る自然は、例年と変わらず美しい。
2020/05/16

【紀元曙光】2020年3月18日

「弥生も末の七日」は旧暦3月27日のことで、新暦でいうと5月中旬に当たるらしい。元禄2年のその日、松尾芭蕉が『奥の細道』へ旅立った。上野や谷中の桜が盛りの頃だった。
2020/03/18

【漢詩の楽しみ】山中問答(さんちゅうもんどう)

李白(701~762)53歳ごろの作。山中問答とはいうが、要するにそのような設定で詠じた詩なのであって、本当に作者が山中で誰かに会って問答したのではない。
2019/05/15

Nogamiの旅日記 花の楽園ーあしかがフラワーパーク(下)

草臥れて 宿借る頃や 藤の花  松尾芭蕉 (くたびれて やどかるころや ふじのはな 古来から藤は人々に愛されてきました。藤を女性に例えたり、衣服の色にもなったり。園内の中央にある薄紅橋は西洋の庭園のような風景です。
2017/05/14

【漢詩の楽しみ】 蜀中九日(しょくちゅうきゅうじつ)

【大紀元日本8月26日】九月九日望郷台他席他郷送客杯人情已厭南中苦鴻雁那従北地来 九月九日、望郷台(ぼうきょうだい)。他席他郷(たせきたきょう)客(かく)を送るの杯(はい)。人情(じんじょう)已(すで
2013/08/26

【季節のテーブル】旅立ちの日

枝折り戸に 芭蕉の露は 光たり 【大紀元日本5月11日】5月16日は、松尾芭蕉が奥の細道へと旅立った日(元禄2年=1689年)です。漂白の思い癒しがたく、そぞろ神が心に乗り移ってきたのを拒まずに、46
2007/05/11