中国共産党(以下、中共)の挑発により台湾海峡の緊張が高まるなか、豪州在住の元中国外交官である陳用林氏はこのほど、大紀元のインタビューで、中共による台湾侵攻を阻止するために、米国は台湾を守る姿勢を明確かつ強力に打ち出すべきだと語った。
2021/07/22
英国政府が、一部の香港市民を対象とする特別入国許可LOTR(Leave Outside the Rules)の取り決めが19日で失効するため、前日の18日にロンドン行きの搭乗カウンターは、旅だつ香港市民やその見送りの人たちで賑わった。
2021/07/20
香港当局は最近、反体制派を排除する動きを加速している。立法会7日の会議で、複数の親北京派議員は政府に法輪功(ファルンゴン)を「調査」「禁止」するよう圧力をかけた。法輪功への弾圧が始まった1999年以降、立法会でこの話題について言及されたのは初めてだ。
2021/07/10
中国共産党結党から100年経つ7月1日、在日のウイグル、チベット、南モンゴルなどの少数民族団体や香港からの民主・人権団体が東京都内に集まり、中国共産党の迫害や失策により犠牲となった人々を弔う集会を開いた。数人の男が中共のスローガンを叫んで進行を妨害するハプニングに見舞われたものの、警察の迅速な対応により大事には至らなかった。また、同日新宿駅付近で行われた人権派の集会会場には、中共の旗を掲げる団体が大声で野次を叫んでいたが、何者かによって雇われていたとの情報もある。
2021/07/02
ロイター通信の報道では、中国政府が香港に抜本的な「国家安全法(香港国家安全維持法)」を施行してから約1年が経ったが、これまでに同法の適用により逮捕された者の数は100人以上に及んでいる。
2021/07/02
香港当局の締め付けによって、中国当局に批判的な地元紙、蘋果日報が25日廃刊に追い込まれたことを受けて、香港の民主派ニュースサイト「立場新聞(Stand News)」は27日、今年5月より前に発表した評論記事などをサイトから一時取り下げ、新有料会員の受付などを中止する措置をとると発表した。同社の取締役6人が辞職したことも分かった。
2021/06/28
中国の党創立100周年に合わせて、当局は公式の過ちと不名誉な党史を抹消していると米メディアが報じた。同時に各種記録や、反体制派を弾圧した司法判決までも全面的にブロックしているという。
2021/06/27
IPAC(対中政策に関する列国議会連盟)は香港当局による資産の凍結を受けて、香港の民主派新聞紙・蘋果日報(アップル・デイリー)が強制閉鎖に追い込まれたことに遺憾の意を表明し、非難声明を出した。
2021/06/24
台湾メディアによると、25日をもって休刊する見通しの香港紙・蘋果日報は、最終日に100万部を増刷する計画だ。また、同社のグループ週刊誌「壱週刊」の黄麗裳社長は23日、フェイスブック上で読者へのあいさつ文を掲載し、同誌の休刊を示唆した。
2021/06/23
6月21日、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は中国共産党に批判的な香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)の創設者である黎智英(ジミー・ライ)氏と、親会社のネクスト・デジタルに、「2021年グウェン・イフィル報道の自由賞(2021 Gwen Ifill Press Freedom Award)」を授与すると発表した。ライ氏は現在服役中であるため、直接に賞を受け取ることができなかった。
2021/06/22
香港警察当局は17日朝、香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで、中国当局に批判的な報道で知られる香港紙、蘋果日報の幹部5人を拘束し、事務所を家宅捜査した。同紙は声明を発表し、今後も報道機関としての責務を果たすと強調した。台湾政界は、香港当局による同紙への締め付けは中国共産党の邪悪な本質を再び浮き彫りにしたと非難した。
2021/06/18
12日、中国共産党が押し付けた「逃亡犯条例」に反対する大規模な抗議活動から2年が経つ。、在日香港人が東京・新宿でデモ行進を行った。国家安全法が制定され、香港でのデモや集会が厳しく規制されるなか、在日香港人は民主や自由を取り戻すために戦い続けることを誓った。
2021/06/13
韓国の保守系最大野党「国民の力」は11日、ソウルで開かれた党代表選で李俊錫氏(36)を選出した。李氏は韓国政治歴史で最年少の第一野党代表となる。この結果について、韓国の専門家は、若年層の保守系に対する支持の高まり、そして政治界における世代交代の熱望のあらわれとみている。中国、北朝鮮に対して強硬な立場を示す李氏は、今後、緩和政策をとってきた文在寅政権との衝突が予想される。
2021/06/13
ハンガリーの首都ブダペストでは5日、数千人の市民が集まり、中国・復旦大学の分校キャンパス建設計画に抗議した。一部の市民は、「反逆罪」と書かれたプラカードを掲げ、オルバン・ビクトル(Orban Viktor)現政権を批判した。いっぽう、同国政府はこのほど、欧州連合(EU)の中国に向けた非難声明に拒否権を行使した。
2021/06/07
1989年6月4日、中国当局が大学生らが民主化を求める運動を武力弾圧した天安門事件から間もなく32年。毎年、記念イベントが行われる香港では、当局がイベントの開催を禁止し、天安門事件の資料を展示する「六四記念館」も一時閉館に追い込まれた。
2021/06/03
今国会が会期終盤に入るなか、中国共産党による人権弾圧を非難する国会決議の成立を求める抗議活動が19日、国会議事堂前で行われた。チベット、ウイグル、南モンゴル、香港、そしてミャンマーの人々など約300人(主催者発表)が参加した。
2021/05/19
5月11日昼頃、香港大紀元記者の梁珍さんが自宅アパートの一階で、こん棒を持った暴漢に襲撃され、足を負傷した。梁珍さんはクイーンエリザベス病院に搬送され、命に別条はなかった。
2021/05/11
在日のウイグル人やミャンマー人団体などは5月9日、中国共産党の強権的統治に抗議するデモ行進を東京都内で行った。国連大学(渋谷区)前で開いた集会では長尾敬衆議院議員が演説し、「皆さんの情報発信は世界を正しい方向へと導くと確信している。皆さん自身が証言者であり、人権侵害の証拠そのものである」と呼び掛けた。
2021/05/10
日米を含む主要7か国(G7)外相会議が3日から5日、英ロンドンで開かれた。対面式は2年ぶりで、中国、ロシア、イランをめぐる問題を中心に「民主主義、自由、人権」を損なう地政学的な脅威について議論した。主催国の英国は、インド太平洋地域における関係国外相も参加することで、G7が同地域への戦略的重点を移行させていることを反映していると説明した。
2021/05/06
英国の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群がインド太平洋地域に向けて5月出航し、今年中には日本に寄港する。英国国防省が26日発表した。英空母は28週間にわたる航海のなか、インドや日本、韓国、シンガポールほか40カ国以上の国々と70以上の訓練実施を予定している。
2021/04/30
中国共産党によって自由が奪われた香港の状況や、ウイグル人ら少数民族や信仰者の弾圧について、主要国はすでに制裁措置を講じている。日本の人権外交は、旧来の支援型から制裁などの行動型への転換が求められている。大紀元はこのほど、日本の積極的な外交を推進する山田宏参議院議員に話を伺った。山田議員は、中国共産党の対日批判やプロパガンダにひるむことなく、日本は主要国と同様の制裁法を実施していく必要性があると述べた。
2021/04/30
日本は、中国との経済関係を悪化させることも辞さず、米国同盟関係を再確認した。米国は、今回の共同声明に基づいて、より具体的な行動を日本に求めてくるだろう。日本は、中国と対立した場合にどうするのかという質問から逃れることはできなくなっている。日本は、中国との競争の中で米国と協調しながら、北京とワシントンの間の緊張の高まりを制しながら、同時に自国の国益を守るという厳しい地形を乗り越えなければならない。
2021/04/26
アナリスト等の主張によると、中国共産党が実施した抜本的な香港選挙制度改革により、香港の政治に対する中国共産党の権威主義的な支配力が一層強化される。このことは、都市の代議制民主主義に深刻な打撃が発生すると考えられる。
2021/04/19
訪米中の菅義偉首相は米国にジョー・バイデン米大統領政権では初の外国首脳として迎えられ、16日に首脳会談した。その後、米国はただちに共同声明を発表した。日米同盟は「インド太平洋地域と世界平和の礎を築いている」と表現し、海洋権力拡大を続ける中国を念頭にした「自由で開かれた秩序に基づく国際秩序への挑戦に対抗する」と結束を強調。同盟関係の新時代を宣言した。
2021/04/17
香港親中派紙・大公報は16日、香港政府に向けて、民主化活動家でメディア王の黎智英氏が創刊した「蘋果(リンゴ)日報」を取り締まるよう求める記事を発表した。
2021/04/16
笠浩史衆議院議員(神奈川第9区)は14日、大紀元の取材に対し、香港の大紀元印刷工場に対する襲撃は「許されない行為」であり、「言論と自由に対する挑戦」であると述べた。
2021/04/15
香港大紀元の印刷工場が暴徒によって襲撃された事件を受けて、中国の人権問題を取り上げた書籍の作者である清水ともみ氏からコメントが寄せられた。また、日本ウイグル協会の理事を務めるグリスタン・エズズ氏は大紀元の取材に対し、襲撃事件は香港人の知る権利に対する冒とくだると述べた。
2021/04/14
12日未明、ハンマーなどの凶器を持った4人組の男らが香港大紀元の印刷工場に侵入し、印刷機械を破壊した。一部の機械には砕いたコンクリート片が撒かれ、使用不能となった。犯行の様子を記録した監視カメラの映像を見て、多くの日本人が義憤をあらわにした。そこで大紀元はこの事件に関して、民衆の声を代弁する議員に意見を伺った。
2021/04/14
法輪功迫害の真相を伝える香港の拠点ではこのほど、親中共の人々による破壊行為や嫌がらせが多発している。9日も、香港の旺角(モンコック)にある拠点が男によって破壊され、82歳の女性法輪功学習者が顔にコーラをかけられるなどの被害に遭った。
2021/04/14
日本在住の香港人活動家らは11日夜、渋谷駅前で、香港政府によって不当に逮捕された香港人の釈放と、国会における人権決議案の成立および日本版マグニツキー法の成立を求めて抗議活動を行った。
2021/04/12