大紀元時報
緊迫の朝鮮半島

北朝鮮、9日前後にミサイル発射の可能性=韓国情報機関

2017年09月05日 01時38分
北朝鮮の国営メディアが4日に公開した、金正恩・朝鮮労働党委員長が核実験実施について3日、会議している模様(Getty Images)
北朝鮮の国営メディアが4日に公開した、金正恩・朝鮮労働党委員長が核実験実施について3日、会議している模様(Getty Images)

 韓国の国家情報機関(国情院)は4日、国会の緊急会合で、北朝鮮が弾道ミサイルを北太平洋に向けて通常の角度で発射する可能性があると報告した。韓国・聯合ニュースが報じた。

 国情院によると、北朝鮮は9月9日の建国記念日の前後に、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、中距離弾道ミサイル「火星12」、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14」を通常角度で発射する可能性を指摘した。金正恩政権が緊張状態を作り体制強化を図る狙いがある。

 北朝鮮は3日、6回目の核実験を強行し「ICBM搭載用の水爆実験に成功した」と発表した。韓国国防部はこの核実験の威力を50キロトン(1キロトン=TNT火薬1000トンの爆発力)と推定。前回の核実験(約10キロトン)の5倍に相当する。また、国情院によると、新たな核実験用の坑道は完成しており、次回の実験も「いつでも可能」な状態にあるという。

石油禁輸も検討 国際的な圧力一層強まる

 国連安保理決議の明確な違反である核実験に踏み切ったことで、北朝鮮に対する国際的な非難の声は一層強くなった。国連安全保障理事会は日本時間4日夜、緊急会合を開き、追加制裁として、日米が主張する石油禁輸などを含めた制裁強化決議に向けた議論を行った。

9月4日、国連安全保障理事会の緊急会議で、議場の端で話し合う劉結一中国国連大使とニッキー・ヘイリー米国連大使(Getty Images)
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