築4年のマンション「強風で外壁が落下」 地上の自動車を直撃、また「おから工事」か?=中国・長春

2023/05/26
更新: 2023/05/26

中国東北部の吉林省長春市で25日午後2時(現地時間)高層マンションの外壁が強風ではがれ、地上に駐車していた自動車を直撃。運転者が負傷する事故が起きた。

落ちるはずもない「マンションの外壁」が落ちてきた。自動車内にいた運転者は、負傷して顔面が血だらけになったが、さいわい致命傷には至らず、病院で手当てを受けたという。現地メディアが報じた。

事故が起きたのは長春市朝陽区に位置する、築4年の高層マンション。今回、外壁の剥離は2度起きており、合計3台の自動車が被害を受けたとされる。外壁がはがれて落下する瞬間の動画がSNSに拡散され、物議を醸している。

事故発生時は、確かに「強い風が吹いていた」とされる。しかし、同マンションは新築物件であり、建てられてからまだ4年しか経っていない。そもそも建物の外壁は、簡単に剥離するものではないはずだ。

そこで「いくら強風が吹いていたとは言え、外壁が簡単に落下するか?」「また、おから工事(手抜き工事)が原因なのでは」とする声が広がっている。

長春市では、他のマンションでも同様の外壁落下事故が起きている。「安全を考慮して、外出を控える市民も多い」と地元の市民が明かしている。
 

中国では、住宅の品質や企業の社会的責任よりも、利益追求をはるかに優先する建築業者が絶えない。そのため、豆腐のおからのように、手で砕けるほど脆い「おから工事(豆腐渣工程)」と呼ばれる手抜き工事の住宅が、以前から大きな社会問題となっている。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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