覆面して長い刃物を手に街中で市民を切りつけた男 いまも「逃走中」=中国貴州省

2024/04/29
更新: 2024/04/29

 

今月17日夕方、中国貴州省安順市にある村で、「覆面をした男が、刃渡り長い刃物で市民を切りつける」事件が起きた。

「男の切りつけに遭い、負傷した市民が多数出ている」と巷では噂されているが、現地の公安当局による発表では「負傷者1人」となっているという。

また、黒い被り物をして、目と鼻だけを露出させた犯人とされる男が、約70センチもある長い刃物を手に町の通りを歩く動画がSNSに出回っている。男は歩きながら周りの人たちに向かって怒鳴っている様子で、女性たちが叫ぶ声が映像に収録されていた。

他の動画やネットには、バイクに乗って現場を去る男の姿や、男に切りつけられたとされる複数の女性の写真も出回っている。女性たちは手や顔、首などから血を流していた。

負傷者の写真(中国のネットより)

中国メディアによると、男は犯行後バイクを乗って近くの山岳地帯へ逃げ込み、いまも逃走中だという。また、複数いる負傷者の中には5歳の女児も含まれていた。

現地の公安当局は18日に事件関連の通告を発表し、逃走中の容疑者(楊、52歳、男)の情報提供を呼びかけた。

同通告は「負傷者は肩を切りつけられた女性1人で、命に別状はない」と主張しており、ネット上に流れている情報と食い違いが見られる。

「報復のための犯行か」あるいは「無差別殺傷事件」か。中国メディアの報道や現地公安当局の通告ではいずれも事件の動機について明らかにしていない。

(2024年4月17日夕方、中国貴州省安順市にある村で起きた「覆面をした男による刺傷事件」)

 

現地の公安当局が事件翌日に発表した通告。逃走中の容疑者(楊、52歳、男)の情報提供を呼びかけている(中国のネットより)

 

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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