中国共産党(中共)の調査船が日本の排他的経済水域=EEZ内で調査と見られる行動を行ったことを受け、林官房長官は即時に中止するよう「抗議を行った」と述べ、「我が国の同意を得ない海洋の科学的調査は受け入れられない」と強調した。
第10管区海上保安本部によると、9月28日午前6時15分ごろ、中共の調査船「向陽紅22」が奄美大島西方のEEZに進入し、無許可で船尾からワイヤのようなものを海中に伸ばしているのを確認した。
これを受けて、付近を巡視中の海上保安庁の巡視船が無線で中止を求めたところ、約3時間半後に「向陽紅22」はEEZの外に出たという。
今年に入って日本のEEZ内で中共船が確認されるのは4度目である。
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