「一帯一路」サミット開幕 習主席演説、政府系ファンドに1.6兆円増資

中国習近平国家主席が提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットは14日、北京で開催された。14~15日の2日間の日程で、29カ国の首脳や130国以上の政府関係者など1500人が出席した。
2017/05/14

中韓首脳電話協議、THAADをめぐって訪中団を派遣へ

5月10日に韓国第19代大統領に就任した文在寅(ムン・ジェイン)氏は11日、中国習近平国家主席と電話会談を行った際、韓国で配備された高高度防衛ミサイルシステム(THAAD)をめぐって中国側と協議するため、北京に代表団を派遣する意向を示した。
2017/05/12

習近平国家主席の友人 米駐中国大使に起用へ

中国の習近平国家主席と親交のある米共和党議員、現職のアイオワ州知事のテリー・ブランスタッド氏(70)は駐中国大使に起用される見通しだ。
2017/05/11

江沢民「脳卒中で倒れた」重病説が再燃、当局がネット封鎖へ=香港紙

香港などの複数の海外メディアはこのほど、中国元国家主席の江沢民が4月17日夜に脳卒中で倒れ、上海市の病院に運ばれたと報じた。国内インターネット上では、江が入院している上海市の「華山医院」が検索禁止となった。
2017/05/10

比大統領が習主席と電話会談、「トランプ米大統領の要請で」

今年東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国となったフィリンピンのドゥテルテ大統領はこのほど、トランプ米大統領の「強い要請で」、北朝鮮問題をめぐって中国の習近平国家主席と電話会談を行った。
2017/05/06

次の粛正ターゲット? 中国・安邦の2兆円超えの超大型買収にストップ

中国当局は、国内保険大手の安邦保険集団(以下、安邦)に対して、海外での投資や買収を認可しない姿勢を示した。また、中国国内外メディアは最近、安邦の呉小暉会長に対してマイナスの報道が目立っている。背景には、習近平当局による金融セクターへの粛正強化と関係するとみられる。
2017/05/02

トランプ大統領、米中関係と北朝鮮問題を語る=米メディア

米国のドナルド・トランプ大統領は現地時間4月29日に、米CBS放送の「フェイス・ザ・ネイション」報道番組に出演し、緊迫する北朝鮮情勢をめぐって、インタビューに応じた。トランプ大統領は、北朝鮮が核実験に踏み切る場合、「私が不愉快だし、尊敬すべき中国習近平国家主席も不愉快になるだろう」と話した。
2017/05/02

中国習政権、金融リスクに警戒 規制強化を一段と厳しく

中国習近平国家主席はこのほど、中央政治局で開催された勉強会において、金融リスクを防ぎ、金融セクターに対する規制強化をより一段を厳しくすると指示した。人民銀行(中央銀行)などの金融規制当局高官らが出席し、習氏の指示に従う姿勢を示した。
2017/04/27

金融当局が規制強化、中国株大幅に下落

中国株式市場は4月24日、主要株価指数の上海総合指数は前営業日比約1.4%安の3129ポイントで取引を終えた。今年に入ってから最大な下げ幅となった。金融規制当局がレバレッジ取引への取り締まりと金融セクターへの監督管理を強化するとの強硬姿勢に嫌気で、投資家からの売り注文が集中した。
2017/04/26

3分ニュース週間まとめ 4月17日~23日

緊迫する北朝鮮情勢。注目の米中会談ののちにすぐに行われたミャンマーとの首脳会談。中国大陸の情勢変化とみられる、最高幹部を相手取った訴状の受けつけなど。 
2017/04/23

習近平氏「有事に備えよ」軍に訓示、北朝鮮への警戒強化

中国の習近平国家主席は最近、軍幹部と面会し、「いつでも有事に備えよ」などと訓示した。当局は北朝鮮に対して警戒を強めている。
2017/04/20

衝撃!ひとりで16億円を収賄「公務員なら無能なバカでも金が集まる」

公務員なら無能なバカでも金が集まる―。当局の発表では、省部級副職以上の高官で1億元(約16億円)以上を収賄したものは、これまでに12人も摘発されている。
2017/04/19

単なる偶然か? 習政権を妨害するトラブル

李克強総理が豪州とニュージーランドを公式訪問中、中国のパスポートを所有する豪州の政治学者である馮崇義助教授が広州税関で出国拒否された。豪州政府は、中豪犯罪者引き渡し条約の批准を予定していたが、この件が影響して今回の批准を直前に取りやめた。
2017/04/16

米中首脳が電話会談 習主席 対北朝鮮強硬策に歩み寄りか

中国外務省は、習近平主席が時間)、トランプ米大統領と電話会談し、北朝鮮問題などについて協議したと発表した。
2017/04/11

米中首脳会談、習近平氏「共通認識に達した」と強調

中国習近平国家主席と米トランプ大統領による米中首脳会談は7日、米フロリダ州で2日間の日程で終えた。同首脳会談では、両首脳の間では米中貿易不均衡是正のために「貿易100日計画」を策定すると合意したが、その他の対北朝鮮問題などでは具体的な合意がなかった。しかし、両首脳は初めての会談を通じて、互いに諸問題をめぐる理解を深めることができたようだ。
2017/04/09

習近平政権、米中首脳会談をいそぐ理由(2)

習政権が今後長い間に米国と良好な関係を築く必要がある。党内江沢民派閥と北朝鮮金正恩政権との関係を断ち切らせること、そして、香港での曽慶紅勢力を弱体化させることだ。
2017/04/08

習近平政権、米中首脳会談をいそぐ理由(1)

米国トランプ政権が発足後、初となる米中首脳会談は日本時間7日朝に米国フロリダ州で開催された。
2017/04/07

江沢民の最側近に聴取か 親族らの資産は7200億円=香港誌

中国共産党中央紀律検査委員会(中紀委)は、このほど江沢民の側近中の側近と言われる曽慶紅・元国家副主席と弟の曽慶淮・元文化部特別巡視員に対して、一族の汚職や腐敗の実態問題で事情聴取を行った。香港誌「争鳴」4月号が伝えた。
2017/04/05

2011年「江沢民死亡」報道の裏側

2011年7月6日、香港のテレビ局が「江沢民死亡」を報じた。後に国営メディアによって否定されたこの報道は、胡錦濤が江沢民に対する全面的な反撃を開始したというシグナルであり、その一連の計画の始まりだったと認識されている。
2017/04/05

中国習近平・国家主席、4月初旬に訪米

米中双方は30日、習近平・国家主席が4月6~7日の2日間、米国を公式訪問することを発表した。両首脳は「双方が関心をもつ国際、地区及び両国間の議題」について意見交換を行うという。
2017/03/31

習近平と李克強との関係 腹心か、それとも敵か(3)

李克強氏は、習近平氏と違い、「太子党」でもなく、「官二代」でもなく、輝かしい家庭背景がない。政界に入ってからも、その親族とともに利益集団を形成したことはない。さらに、李克強氏と習近平氏の間では根本的な利益衝突がなく、李氏には習氏を脅かすような政治的な要因を見当たらない。両氏の間で「権力闘争を行っている」との報道は、基本的な政治の常識に合わないだけではなく、明らかに何かを企んでいるとさえ見て取れる。
2017/03/24

習近平と李克強との関係 腹心か、それとも敵か(1)

3月15日、両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)が閉幕した。一部のメディアは、出席した習近平国家主席と李克強氏の間の「亀裂」を報じ、互いに敵対しているかのように伝えた。しかし、実際の2人の関係はどのようなものなのか。大紀元の評論員・夏小強は、中国共産党の専制政治により「変異」した形となった中国政治のなかでの現政権2トップの動きと、派閥闘争に影響される国内外の中国語メディアについて解説する。
2017/03/22

習氏が米留学中の娘を帰国させた理由 軍改革のためか?=カナダ誌

中国共産党の最高軍事指導機関である中央軍事委員会はこのほど、新たな『軍領導幹部個人事項関連報告に関する規定』を発布した。同規定では、人民解放軍幹部は個人の婚姻状況、私的入出国の状況、子女の婚姻状況、配偶者と子女の海外移住状況と国内外での就業状況などを報告しなければならないと定められた。米国の中国語メディア「看中国」が伝えた。
2017/03/21

全人代閉幕、中米首脳会談「意思疎通している」朝鮮半島も言及=李克強首相

北京の人民大会堂で今月5日から開かれていた第12期全国人民代表大会(全人代)が15日に閉幕。李克強首相は閉幕後の記者会見で、4月に行われる予定とみられる米中首脳会議について「現在、両国の外交関係者が意思疎通している」と述べ、早期実現を望むと示した。一方で、緊迫する朝鮮半島情勢について、「騒ぎが続くのは望まない」と関係国に緊張緩和を呼び掛けた。
2017/03/16

習近平主席、上海団に「新たな成果を出しなさい」

中国の習近平国家主席は3月5日、北京で開幕した全国人民代表大会(全人代)の上海代表団会議に出席し、上海市での反腐敗キャンペーンを強化するようと指示した。江沢民の本拠地である上海では今後、市トップの韓正氏を含む江派閥人員がさらに多く失脚するだろうとみられる。
2017/03/07

曽蔭権・前香港行政長官に実刑判決 その軽視できない意味とは

香港高等裁判所は22日、「公務員不当行為」の容疑で起訴された曽蔭権・前香港行政長官に対し、監禁20か月の実刑判決を言い渡した。長官経験者が実刑判決を受けるのは初めて。余罪の「行政長官利益譲受罪」について、高裁は今年9月から再度審議を進めると決めた。
2017/02/24

金正男氏の後継者問題に見る 中国共産党、習派と江派の争い

中国当局は、金正恩政権が崩壊した場合、代わりに金正男氏を新たな指導者に擁立しようと考え、金正男氏を保護してきた。金正男氏は将来、北朝鮮の新たな政権の指導者と見なされていた。
2017/02/17

中国人富豪、香港失踪事件が意味する江派閥の落日

中国公安当局が香港に滞在していた中国人富豪の肖建華氏を拘束し、本土に連行した後取り調べを行ったとの報道に対して、中国最高指導部に近い情報筋はこのほど、「肖氏は中国共産党内江沢民派閥の人員で、江派閥の資産管理を任されている人物だ。習近平当局は、肖氏への取り調べを通して汚職の証拠を掴み、江沢民や曽慶紅や張徳江を含むより多くの江派閥要員の打倒を狙っている」と示した。
2017/02/08

中国最高裁と最高検 「不法な立法」新解釈を発表

中国最高人民法院(最高裁)と最高人民検察院(最高検)は25日、共同で『邪教組織を利用して法律実施を妨害する等刑事案件適用法律の若干問題に関する解釈』(以下、『解釈』)を公布し、2月1日から実行すると発表した。専門家は、同『解釈』の公布は、中国共産党政権が国内法輪功愛好者への迫害をエスカレートし、江沢民前国家主席の迫害政策を強化する目的にするものだと分析し、党内権力闘争の激しさをも反映したと指摘した。
2017/01/29

習近平氏側近の応勇氏 上海市長に就任

中国上海市政府は、習近平国家主席の側近とされる応勇氏が20日午後、正式に上海市長に就任したと発表した。国営新華社通信など複数のメディアが報じた。
2017/01/22