大紀元時報
九評編集部:悪魔が世界を統治している

第八章:共産主義が引き起こした政治の混乱(上)

2019年08月21日 22時00分

目次

序文

1. 共産主義は人類を壊滅させる政治
a. 国家権力で粛清と大虐殺を行う共産主義
b. ヨーロッパとアメリカに広がる社会主義のイデオロギー
c. 政党、立法府、政府、最高裁判所の支配を目論む左翼
d. 左翼政権が推進した社会主義と歪んだ政策

2. 共産カルトに染まった政治

a. 政教一致の共産カルト
b. 宗教的な特徴を持つリベラリズム(自由主義)と進歩主義
c. 共産主義の変種-現代自由主義と進歩主義

3.共産主義政治の不変の法則-憎悪と闘争の推進

参考文献

 

序文

 

今日、世界のすべては政治と何らかの繋がりがある。政策、法律、事件、スキャンダルに至るまで、すべてが大衆を熱狂させることができる。大統領選ともなれば、世界中の人々が釘付けになる。

共産主義の政治と言うと、多くの人が共産国を連想し、またそれらの国家でさえもすでに共産主義を実践していないと考える。しかし、共産主義は、社会主義、ネオ・自由主義(新自由主義)、進歩主義などと名前を変え、変貌しながら存在している。詳細に調べれば、共産邪霊がすでに世界を掌握していることが見えてくるだろう。

自由社会にいる人たちは、表面的には共産主義の害を理解しているように見える。しかし、『共産党宣言』の出版から170年が経った今、諸国の政府は公に、あるいはこっそりと、マルクス主義を実践している。ある部分においては、自由社会の方が、共産主義を掲げる国家よりもマルクス理論を忠実に実践している。

アメリカは自由社会のリーダーであり、反共産主義の砦である。しかし、2016年の大統領選では、あからさまに社会主義を提唱する人物が当選しそうになった。アンケート調査によると、半分以上の若者が社会主義を支持すると回答している。【1】

ヨーロッパでは既に社会主義が主流の政治勢力となった。あるヨーロッパ議員は、「今日、ヨーロッパは民主、法治、福祉の混合国家である。大多数のヨーロッパ諸国はそれを擁護するだろう。イギリスのトーリー党は首を切られない限り、国民健康保険サービスに関与することはできない」と言った。【2】

共産国家では、共産邪霊が絶大な権力を振るう。邪霊は国家を利用して、大量虐殺、伝統文化の破壊、道徳の堕落、正統な修煉者に対する迫害を行う。その目的は、人類の壊滅である。

東欧の共産主義は没落したが、共産主義のイデオロギーは存続した。スパイによる転覆と破壊が横行した後の冷戦時代、共産邪霊は大陸のあちこちに蔓延した。

共産邪霊は欧米で政権を奪取することはできなかったが、社会主義の政策や暴力の助長、伝統文化の破壊、社会不安の扇動により、社会を転覆させることに成功した。これはすべて、西洋社会に悪魔の敷いた道を歩ませ、人類を壊滅させるためである。自由社会のリーダーという観点から、われわれはここで主にアメリカの状況について検証する。

 

1.共産主義は人類を壊滅させる政治

 

共産主義は、共産国家の独裁政治だけに留まらない。われわれが何度も強調しているように、共産主義は邪霊による超常的な力である。それは邪な人間の思考を操り、愚かな大衆を騙し、自分の代理人たちを人間界で働かせる。表面的に別の形式を装いながら、邪霊はかつて自由だった欧米社会を乗っ取ったのである。

a. 国家権力で粛清と大虐殺を行う共産主義

東側の多くの国では共産主義が権力を奪い、政治を支配している。大虐殺、内部闘争、党内粛清、外国政府の転覆にしても、共産党の目的はすべて権力の維持と影響力の拡大である。共産政権は軍、警察、裁判所、刑務所、教育、メディアなど全てを掌握し、自国民の道徳を堕落させながら迫害を加える。

独裁的な共産主義は大々的な宣伝活動を次々と打ち出して人々を迫害し、その暴力のルールを維持してきた。例えば旧ソビエトのグラーグ(強制労働収容所)、政治の粛清、内部闘争、中国共産党で行われた10回に及ぶ内部闘争、また政治運動による中国人大虐殺などである。最近の大規模な宣伝活動は、法輪功に対する迫害である。元国家主席の江沢民は中国の財源の4分の1を消費して法輪功弾圧を行った。

共産党メンバーは、共産主義の政策がすべて権力に結びついていることをよく理解している。共産主義の生みの親であるマルクスとエンゲルスは、パリ・コミューン(パリ市の革命自冶体)の失敗から、プロレタリアート(労働者階級)を指導する独裁政治が必要だと感じていた。レーニンはそれを重く受け止め、暴力で世界初の共産独裁国家を樹立した。スターリンと毛沢東は、虚言、銃口、プロパガンダ、陰謀で権力を奪い、残虐な政権を維持した。絶対的な権力を手にした共産党は自由に人を殺し、ほしいままに壊滅することが可能になったのである。

b. ヨーロッパとアメリカに広がる社会主義のイデオロギー

ヨーロッパはすでに、社会主義政策とそのイデオロギーに支配された。一方、アメリカは特殊である。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパ中に共産主義が広がったが、アメリカに対する影響は少なかった。1906年、ドイツの経済学者ヴェルナー・ゾンバルト(Werner Sombart)は、『なぜアメリカに社会主義がないのか?』【3】という本を執筆している。しかし、今は状況が大きく変化した。

2016年アメリカ大統領選で、二大政党のうちのある候補者は、公に社会主義を奨励した。共産主義にとって、「社会主義」とは単なる共産主義の「初期段階」を意味するに過ぎない。共産主義と言えば、かつてアメリカでは軽蔑されていたはずである。しかし、その候補者は、人々が「社会主義者」という言葉に神経質になりすぎていると発言した。この候補者は、政党内のリーダーにまで上り詰めた人物である。

2016年、大統領選宣伝活動の最後に行われた調査によれば、主要な左派政党の支持者のうち、56%が社会主義に肯定的な印象を持つと答えた。これは、2011年にピュー・リサーチ・センターが発表した傾向が続いていることを示している。【4】 ピューの調査によれば、30歳以下のアメリカ人のうち、49%が社会主義に対して肯定的な印象を持つ一方、資本主義に対しては47%にとどまった。【5】 つまり、昨今の若者は共産主義に対する理解が浅く、全体的にイデオロギーが左に傾いているということである。

欧米が社会主義に対して憧れを抱いている様子は、初心な若者たちがソビエトや中国で共産主義に熱中した時と似ている。若い世代は自国の歴史、文化、伝統に対する理解が浅い。社会主義は彼らにとって、より優しくて人間的に映り、それに対する警戒心は全くないようだ。20世紀、共産主義は大嘘を宣伝したが、21世紀になってまたもや同じ事を繰り返そうとしている。

「人はそれぞれ各人の最高の能力に応じて社会に貢献するが、消費する時は各人の必要性に応じてしか受け取らない」。マルクスの有名な言葉は、北欧のような、寛大な社会保障を夢見る若者を騙すのに十分だった。北欧の国々では多くの社会問題が噴出しているが、制度を根本から改革しようとしても、すでに社会保障の恩恵を受けている多くの有権者の反対に遭う。その結果、選挙で当選するのは常に社会保障の増大、重税、政府の介入を公約する政治家である。

経済学者のミルトン・フリードマン(Milton Friedman)は言った。「自由より平等を優先する社会は、そのどちらの恩恵も受けないだろう。平等より自由を優先する社会は、高い度合で、その両方を受けるだろう」【6】

手厚い社会保障を推進する国家は、ますます政府を増大させ、有権者から自由を奪っていく。これはまさしく、共産邪霊が人類を奴隷化するための重要な計画の一部である。すべての国家が北欧を模範とする社会主義になれば、世界は民主主義から全体主義へと一歩踏み出したことになる。社会主義の「初期段階」が達成されれば、次は政治家のリーダーが共産主義を実施する段階に入る。私有財産と民主主義が廃止される。社会福祉国家が突然、圧政国家へと変貌するのだ。

c. 政党、立法府、政府、最高裁判所の支配を目論む左翼

厳格な権力分立が確立されたアメリカには、長い民主主義の伝統がある。このような政権を支配することは、東側の国家ほど簡単ではない。欧米を支配するため、邪霊は間接的な方法で政府機関に働きかけ、内通者の開拓を行った。

複数政党制を導入しているアメリカは、二大政党に支配されている。共産主義者は政治の主流に潜り込むため、政党の一つあるいは両方に近づき、アメリカ議会の投票を左右した。また、彼らは政府や裁判所の要職に就き、影響力を行使した。共産主義によるアメリカ政府への浸透はかなり深刻だ。

安定的な投票数を獲得するため、アメリカの左派政党は高所得層とそうでない人々との格差を強調し、敵意をけしかける。その一方で、移民、LGBT(性的少数者)、女性、マイノリティーなどの「弱者」グループを取り込んだ。左派政党は、あらゆる社会層の弱みにつけ込み、共産主義の思想を宣伝し、神が人間に与えた道徳を踏みにじった。左翼に取り込むために、彼らは不法移民をも擁護するのだ。

左翼運動を長く支持してきたある億万長者は、アメリカ大統領選の左派候補者と、主要な左派政治家たちに莫大な資金を提供した。その中でも重要なポストはアメリカ国務長官である。この地位は選挙情勢や紛争を監督するポストである。その億万長者は惜しげもなく大金を支払い、左派政治家を長官のポストに就かせたのである。【7】

左翼政権は不法移民による犯罪に目をつぶる。刑罰から逃れられるように、移民を保護しようとする。左翼の前大統領は、500万人の不法移民に対する恩赦を提案した。しかし、最終的にその草案は最高裁判所で棚上げにされた。

また、左派政党は不法移民の選挙権を獲得しようと奮闘している。もちろん、その動機は移民の利益などではなく、左派政党を支持する有権者を増やすためである。2017年9月12日、アメリカ東部のある市政府は、永住権保持者、学生、労働ビザ保持者、不法移民を含むすべての非市民にも投票権を与えると決定した。このニュースはアメリカ全土に広まり、選挙制度を変革するものとして大きな注目を集めた。【8】

共産邪霊の影響のもと、アメリカの左派政党はこそこそと有権者を抱き込み、政治的な支配力を強めている。アメリカの将来は、そのバランスにかかっている。

d. 左派政権が推進した社会主義と歪んだ政策

前回の左派政権は、共産主義と社会主義の深刻な影響を受けていた。前大統領を支持した多くの団体は、社会主義組織と密接な繋がりがあった。

前大統領は、現代版マルクスと言われるソウル・アリンスキー(Saul Alinsky)の信奉者である。大統領に当選すると、彼は極左シンクタンクの顧問を採用した。彼が計画した国民健康保険は、それに登録しない人に罰金を科すというものだった。彼はマリファナ(乾燥大麻)や同性愛を合法化し、トランスジェンダー(性同一性障害)の軍役を許可する政策を実施した。

カリフォルニア州議会が左翼に独占されていた頃、一部の議員は共産党の政治参加を禁ずる法律を廃止しようとした。これはベトナム系アメリカ人たちの強い反対に遭い、失敗に終わった。

前政権はさらに、「トイレ法」という、とんでもない政策を打ち出して、人間関係を混乱させた。これは、トランスジェンダーがその身体的特徴に関わらず、トイレの性別を選べるというものだ。つまり、自分を女性と認識する男性は、女性トイレを利用することができる。これに伴い、アメリカ全土の公立学校でトイレ法が実施された。この政策に従わない学校は、州政府からの財政支援を失うことを意味した。

 

2.共産カルトに染まった政治

 

数千年間、政権の主な形態は君主制度であり、王の権利は神から与えられていた。天は王となる者に神聖な権力を授けた。皇帝や王たちは神と人間の仲介役として、神聖な役割を担っていたのである。

今日、多くの国家は民主主義によって成り立っている。実際のところ、民主主義とは人々に権力があるわけではなく、人々から選ばれた人間が権力を握る。大統領選は民主主義のやり方である。就任後、大統領は政治、経済、軍、外交などあらゆる分野で権力を行使する。

しかし、民主主義はよい人物が当選することを保障するものではない。社会の道徳が滑落する中、当選するのは中身のない、大げさな美辞麗句を並べる人物、あるいは身内びいきをする人物になるかもしれない。神が定めた道徳基準を人間が維持できなければ、民主主義が引き起こす損害は計り知れない。選挙制度の長所が失われ、衆愚政治に取って代わられたら、社会は混乱し、分断する。

ここで政治制度の良し悪しを議論するつもりはない。われわれが述べたいのは、社会の安定を維持するには、道徳が不可欠だということである。民主主義と法の支配は、単に社会が実施している形式に過ぎない。

a. 政教一致の共産カルト

共産党政権は国家権力と統合したカルトである。このイデオロギーを押し付けられた国民は、道徳心も破壊される。同時に、この政権はまともではないやり方で社会を規制し、民衆を壊滅させる。

共産主義は君主政治の延長だと揶揄されることがあるが、それは大きな間違いである。伝統的な中国の君主たちは、自身が道徳を定義することなどしなかった。代わりに、彼らは神や天から定められた道徳に従い、自分を律するよう努めたのである。一方、中国共産党は道徳の概念を自分たちで定めた。そのため、共産党はいくら邪悪な罪を犯しても、自分自身を「偉大で、輝かしく、正しい」と肯定し、自信満々なのである。

道徳を定めたのは神であり、人間ではない。善悪の基準は神の戒律が定めるのであって、政党のイデオロギーや主張ではない。国家が道徳の定義を定めると、教会と国家の癒着が起こる。つまり、中国共産党のように、邪悪なカルトが誕生するのである。

共産党はマルクスを精神的な「神」とし、マルクス主義を普遍的な真実であると定義する。共産主義が約束する地上の楽園は多くの信者を魅了し、信者は己の命を投げ出して奉仕する。そのカルト的な特徴は、教義を作りだすこと、異見者を抑圧すること、指導者を崇拝すること、自身のみが正義であると主張すること、強制的な洗脳とマインド・コントロール、抜けられない組織、暴力と流血殺人の宣伝、殉教の推奨などである。

レーニン、スターリン、毛沢東、金日成などは、すべてカルト的な性格を持っていた。彼らは共産カルト国家の「法王」であり、善悪を決定する絶大な権力を持つ。殺人も虚言も、彼らが行えば、それはより崇高な理念を達成するため、あるいは長期に及ぶ闘争のための正当な行為である。これら国家の市民は、自身で道徳を認識することを放棄させられる。共産党の支配下で、彼らは悪行や嘘をつくことを強要され、国民は精神的な傷を負う。

伝統的で正統な宗教は人々に善を勧めるが、憎悪によって生まれた共産カルトはその反対を促す。共産党も「愛」を前面に出すが、それは憎しみの上に成り立つ「愛」である。例えば、プロレタリアート(労働者階級)同士は友好関係を保つが、それは資本家という共通の敵がいるからだ。中国で愛国心と言えば、反アメリカ、反フランス、反日、反韓国、反台湾、あるいは中国共産党を批判する外国の中国人を敵とみなすことである。

b. 宗教的な特徴を持つリベラル派(自由主義)と進歩主義

欧米で「ポリティカル・コレクトネス」の基準を設けたのは、リベラル派と進歩主義だ。実際、これらは世俗宗教にまで上り詰めたのである。

歴史的に、欧米の左翼は自分たちにさまざまな名称をつけてきた。ある時はリベラルであり、またある時は進歩主義である。この二つのグループに大きな違いはない。

リベラルと進歩主義の究極的な概念は、共産主義のイデオロギーと近似している。彼らは「自由」と「進歩」を絶対的な道徳であると主張し、反対意見を述べる人を異端者と批判する。

リベラルと進歩主義は、共産主義や無神論、進化論、科学主義と同じことをやってのけた。つまり、人間の理性が神への信仰に取って変わることを主張し、彼ら自身を神の位置に押し上げたのである。

彼らは共産主義者たちと共通の敵を持つ。いわゆる偏見などの社会問題の原因をすべて資本主義制度にあるとし、それを転覆しようとするのである。

彼らのやり方は共産主義と同じである。彼らは「最重要」の目的のために手段を選ばず、暴力や虚言も厭わない。

自由主義と進歩主義の疑似宗教的な性質は、歴史の背景に由来する。

18世紀に始まった飛躍的な科学の発展は、人類に自信を与え、進歩主義的な考え方の流行を生んだ。進歩主義の先駆けであるフランスの哲学者ニコラ・ド・コンドルセ(Marquis de Condorcet)は、『人間精神進歩の歴史』(Sketch for a Historical Picture of the Progress of the Human Mind)の中で、人間の理性が幸福と道徳、善への道を開くと主張した。その後、進歩主義がさらに盛んとなり、「理性」が崇拝されるようになったのである。

進歩主義の思想は、「理性」や「良心」を創造主(神)と切り離し、人間は創造主の救済を必要としないという考えである。つまり、人間は自分の道理や良識によって、邪悪な欲望や恐怖、嫉妬などを一掃できる。神がいなくとも、人間は地上の楽園を打ち建てることができる。

進歩主義者の傲慢さは、19世紀フランスの政治家ジュール=アントワーヌ・カスタニャリ(Jules Castagnary)の言葉に現れている。「神の庭から追放されたが、私はその横に新たなエデンの園を造る…その入り口には、進歩を掲げる…そして私は炎の剣を彼の手に渡し、彼は神に向かって言うだろう。『汝、ここに入るなかれ』と」【9】

このような思考に染まれば、人々は幻想の中で人類の運命とその将来をもてあそぶようになる。つまり、人間が神の役割を演じたがるようになる。神なしで「地上の楽園」を創設するという思想は、共産主義の中心的な概念だ。しかし、楽園創設のための闘争は、流血と悲劇を生みだすだけである。

c. 共産主義の変種-現代リベラリズム(現代自由主義)と進歩主義

古典的リベラリズム(古典的自由主義)への反動

人間は生まれながらに既得の権利を持つとする「自然権」から派生した古典的自由主義は、政府や王族を規制する憲法により、個人の自由を保護することを主張した。神が個々の人間に人権を付与し、市民が政府を創設して人々を保護する。政府が国民の信仰や思考を侵害しないように、教会と国家の分離が行われた。

一方、現代自由主義は共産主義の変種であり、「自由」の名の下に行われた古典的自由主義への裏切りだった。現代自由主義は、絶対的な個人主義、つまり欲望に耽溺すること、また道徳と制約を無視することを主張する。さらに、彼らは機会の平等よりも、結果の平等を重視する。

例えば、現代の自由主義者たちは、富の分配の議論になると、納税者の権利よりも受給者の要求ばかりに焦点を当てる。差別撤廃の政策を議論すると、彼らは歴史的な被害者ばかりに焦点を当て、この政策によって現在、被害を被っている人々を考慮しない。法曹界では、冤罪の可能性を理由に、犯罪者に対する処罰を遮ろうとする。教育においては、学力の低い、あるいは恵まれない子どもたちを守ることを口実に、才能ある学生をないがしろにする。彼らは「言論の自由」を言い訳として、淫らな内容の出版物に対する規制を撤廃する。

現代自由主義はこっそりと、「自由の権利」を主張することから逸脱し、「平等の権利」を主張するようになった。しかし、彼ら自身は「平等主義」という名称を嫌う。この言葉は共産主義を連想させるからである。

古典的自由主義において、寛容は美徳だった。しかし、共産邪霊は現代自由主義の隙につけこみ、「寛容」を道徳の破壊に利用した。自由主義の父であるジョン・ロック(John Locke)は、『寛容についての書簡』の中で、宗教的な寛容と、教会と国家の分離について彼の視点を語っている。ロックによると、国家は支配的な権力を持っているが、個人の信仰については寛容であるべきである。個人の信仰が正しかろうが愚かであろうが、それは神の判断に任せるべきことである。人間の魂は個人の支配下にあり、国家は、その権力を用いて個人の信仰を決めたり、放棄させたりすることはできない。

一方、現代自由主義は「寛容」の真の目的を無視し、それを「良識の欠如」に転換した。彼らの主張は、「どんな状況でも価値判断をしないこと」という政治概念に発展した。価値判断をしないということは、つまり道徳的な態度の欠如、および善と悪、正と邪の混同である。それは普遍的価値観の否定と破壊であり、自由を盾に、甘い言葉で反道徳、反伝統を推し進める邪悪への道である。LGBT(性的少数者)の象徴である虹の旗は、価値判断が欠如した典型的な例である。司法当局が介入しようとすると、現代自由主義者たちは個人の自由と平等、および差別被害者の擁護を口実に反撃するのだ。

また、現代自由主義は、滑稽なほど性別を混乱させた。2003年、カリフォルニア州は新たな議会法案196を可決させた。これは、雇用主や非営利団体が、トランスジェンダー(性同一障害)あるいは実際の性別と異なる服装をしていることを理由に求職者を拒否した場合、最高で150万ドルの罰金を科すというものだった。【10】 カリフォルニア上院は「性のアイデンティティー(自己統一性)」について、「自分が認識する性と誕生時に決められた性が同一するか否かに関わらず、個人が決定した性がアイデンティティーである」と定義した。【11】

進歩主義の本質―道徳の歪曲

現代の進歩主義は、社会科学でダーウィンが主張した進化論を適用している。その結果は、「進歩」の名のもとに続く、伝統的な道徳からの乖離と、道徳の歪曲である。

伝統的な価値観に基づき、人類が智慧を絞って生活環境を改善したり、富を増やしたり、文化の高みを追及したりするのは当然のことである。19世紀末から20世紀初頭、アメリカの「進歩の時代」において、社会や経済発展に伴って起きたさまざまな腐敗行為に対し、政府は適切な政策で正そうとした。

しかし、共産主義がアメリカに浸透すると、「進歩」「進歩主義」という言葉に有害なイデオロギーが注がれた。世界大恐慌の後にニューディール政策が打ち出され、その後は公民権運動(第五章を参照)、反文化運動、フェミニズム、環境運動(第十六章で詳述する)などが興った。1960年代を皮切りに、アメリカ社会は大きな転換期を迎えた。

現代進歩主義の本質は、伝統的な社会秩序や神が与えた道徳を否定することである。伝統的な道徳には善悪と正邪の基準があり、それは神に由来している。進歩主義革命の時、無神論者たちは伝統的な道徳を邪魔者とみなし、道徳基準の見直しを求めた。彼らは絶対的な道徳基準が存在することを否定し、社会、文化、歴史、そして現状に基づいて、自分たち独自の、相対的な道徳基準を設定しようとする。進歩主義革命により、この相対的な道徳基準が欧米の政治、教育、文化などあらゆる分野に広がったのである。

マルクス主義は、道徳を相対的に設定した典型である。つまりプロレタリアート(労働者階級)の利益にかなうことが道徳であり、そうでないことが不道徳である。彼らの「道徳」はプロレタリアートの言動を制限するのもではなく、プロレタリアートを支配する独裁者が敵に打撃を与えるための武器でしかない。

共産主義と進歩主義は近似している。進歩主義が共産主義に乗っ取られたのは当然の過程であるが、人々がそれに気づいていないことも事実だ。今日に至っても、共産主義は進歩主義のスローガンのもとで、公に人々を騙し続けている。

リベラル派(自由主義)と社会主義路線の進歩主義

上記に述べたように、リベラル派と進歩主義は、建国の精神を土台としたアメリカ憲法と伝統的価値観からはなはだしく逸脱した。この潮流は、アメリカを変貌させて破壊し、すべての伝統的価値観、道徳、現行の社会制度を覆すものである。

『共産党宣言』の中で、マルクスは資本主義を打倒する手段として10項目を挙げている。

「労働階級による革命の最初のステップは、労働階級を支配階級の地位に押し上げ、民主主義の闘争で勝利することである」
「プロレタリアート(労働者階級)は政治的に優位な立場を利用し、少しずつブルジョワジー(資本家階級)から資本を奪い、すべての産業機関を集中させて国家の手に掌握させる。つまり、支配階級として組織されたプロレタリアートが掌握する。さらに、全体の生産力のスピードを可能な限り速める」
「もちろん、最初は、個人の財産やブルジョワジーの生産環境に対する独裁的な食い込みがなければそれは成立しない。従って、それは経済的に不十分で脆弱であるように見えるが、しかし運動を通して、彼らを追い越し、さらなる旧社会秩序への食い込みを余儀なくさせ、全体的な生産方式の革命が避けられないようにする」
「これらの手段はもちろん、国ごとに異なるだろう」
「しかし、一般的に、ほとんどの先進国家は、このやり方を適用できるだろう」
宣言の中で示した10項目のうちの多くはアメリカやその他の国家で実施されており、政策は左寄りに進んでいる。最終的には、共産主義の政治が支配するだろう。

1.「土地所有(私有)を収奪し、地代を国家支出に振り向ける」
2.「強度の累進税」
3.「相続の全ての権利を廃止する」(アメリカ政府は1916年から相続税を導入した)
4.「すべての亡命者および反逆者の財産の没収」
5.「国家資本および排他的独占をもつ国立銀行によって、信用(マネー、金融システム)を国家の手に集中する」(中央銀行としての機能を持つアメリカ連邦銀行は1913年に設立された)
6.「すべての運輸機関を国家の手に集中する(鉄道の国有化)」(アメリカには郵便局と鉄道を監督する国家機関がある)
7.「国有市場、生産用具の増加、共同計画による土地の耕地化と改良」
8.「すべての人々に対する平等な労働強制、産業軍の編成、特に農業のために農業の生産性向上=生産力を上げること」(1935年、アメリカは社会保障局と労働省を設立した)積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)の法律により、女性は軍人を含むすべての職業に就くことができるようになった。
9.「農業と工業の経営を結合し、都市と農村との対立を次第に除くことを目指す」
10.「すべての児童の公共的無償教育、今日の形態における児童の工場労働の撤廃。教育と物質的生産との結合」

表面的に、共産主義は建設的なことを提案しているように見える。しかし、彼らの目的は国家の幸福ではなく、政治権力である。

人間が幸福と進歩を求めるのは間違いではない。しかし、伝統的な道徳や価値観を否定し、いわゆる「~主義」といったイデオロギーがそれに取って変わった時、それは共産邪霊が人間を堕落と破滅に導く便利な道具となってしまう。

 

3.憎悪と闘争を推進―共産政治の不変の法則

 

初章で詳しく述べたように、共産主義は憎悪から生まれた邪霊である。従って、闘争と憎しみは共産政治の重要な要素である。共産主義は人々の間に憎悪と分断をしかけ、人間の道徳を堕落させ、独裁者を据え付けて権力を掌握する。人々を互いに闘争させるのが彼らの主なやり方である。

1925年に書かれた著書『毛沢東選集』(Selected Works of Mao Zedong)は、中国社会の階級について分析している。その第一章は、次の言葉で始まる。「誰がわれわれの敵なのか? 誰がわれわれの友人なのか? これが、革命における第一の問題である」【12】 共産党は、以前は存在しなかった階級という概念を造り上げ、任意に分断した人々を互いに戦わせた。これが、彼らが権力の座に就くための「魔法の」武器である。

闘争を仕向けるために、共産党はいくつかの社会問題を大げさに取り上げる。すべての社会問題は道徳の堕落に起因するのだが、それがさも社会構造に原因があるかのように主張する。彼らは一つの階級を標的にして彼らを抑圧者と叩き、社会の病巣を除去するために、彼らと闘争せねばならぬと宣伝する。

共産党の政治が主張する闘争は、資本家と労働者の間だけではない。キューバ共産党のリーダー、フィデル・カストロ(Fidel Castro)は、キューバ国民の敵はフルヘンシオ・バティスタ(Fulgencio Batista)とその支持者であり、抑圧者である大農場の主が不平等と不正の源であると言った。共産党は、「抑圧者」を排除することで、平等な楽園を造ると約束した。共産党はこの約束を理由にしてキューバを支配した。

中国の毛沢東は、小作人たちに土地の所有を、労働者に工場の所有を、知識人たちに自由、平和、民主を約束した。この約束により、農民が地主に反抗し、労働者が資本家に反抗し、知識人たちが政府に反抗した。その結果、共産党が権力を掌握した。

アルジェリアの共産主義者ベン・ベラ(Ahmed Ben Bella)は、異なる宗教や民族間で憎しみを駆り立て、イスラム教徒とキリスト教徒が、アラブ人とフランス人が対立した。ベラはこれを踏み台として、アルジェリアに共産主義を樹立した。【13】

一方、アメリカの建国の父たちは、アメリカ憲法に則って国家を樹立し、すべての市民がそれに従っていた。アメリカの家族、教会、地域社会は強い絆で結ばれていた。このような社会階級のない場所で、階級闘争をでっち上げるのは難しかった。

しかし、共産邪霊はどんな材料でも利用して分断を挑発する。労働組合を利用して、雇用主と労働者の闘争を造り上げた。黒人、イスラム教徒、アジア人、ヒスパニックを利用して白人と分断し、対立させた。女性の権利を主張し、男女の闘争をけしかけた。LGBT(性的少数者)運動により、性のアイデンティティーの闘争が始まった。新しい性が造られ、その闘争はより激しくなった。

異なる宗教の信者を分断し、「ダイバーシティー(多様性)」をスローガンに、伝統的な文化と西洋の遺産に挑戦する。異なる国籍の人々をグループ分けし、移民の「権利」を主張しながら、外国人と市民の間に闘争を造る。これが進むと、今度は移民と市民が法執行官(警察や保安官など)に対して戦いを仕掛けるようになる。細分化された社会では、ほんの小さな過失が闘争を誘発する。社会の闘争が当たり前になり、大衆の心に憎悪の種が埋められる。しかし、それはまさに共産党の目的なのである。

共産主義が推進するのは「分断」と「憎悪」である。レーニンは、「われわれは、大衆が、われわれに反対する者に対して憎しみ、反感、軽蔑を抱くような言葉で書かなければならない」と述べている。【14】

欧米で共産邪霊が使った手法は、あらゆる「社会正義」で社会問題を誇張し、社会に憎悪と闘争を仕向けることである。

1931年、9人の若い黒人が2人の白人女性を強姦したかどで逮捕され(スコッツボロ事件)、アメリカ全土で民族間の緊張が高まった。アメリカ共産党が黒人たちの無罪釈放を訴え、多くの注目を集めた。この運動を始めた一人、フランク・マーシャル・デイビス(Frank Marshall Davis)は後に、アメリカの左派大統領のメンター(助言者)を務めている。【15】

ポール・ケンガー(Paul Kengor)によれば、スコッツボロ事件におけるアメリカ共産党の目的は、黒人や社会正義派(進歩主義者など)の党員を増やすことではなく、アメリカを不平等で人種差別の国であると侮辱することだった。彼らは、アメリカ全体で不正が行われており、左翼イデオロギーだけが邪悪なアメリカの社会制度から解放できると主張した。【16】

1935年、黒人青年が万引で逮捕された後に殴り殺されたという噂が広まり、ニューヨーク・ハーレムの黒人たちが暴動を起こした。アメリカ共産党はこの事件に飛びつき、黒人のデモを組織した。後に、元アメリカ共産党メンバーのレオナルド・パターソン(Leonard Patterson)がその暴動の組織者だったことを告白している。

パターソンによれば、共産党員は、対立を扇動して過激化するレーニンの戦略について、十分な訓練を受けているという。彼らはデモ参加者を暴徒化させて路上で戦わせ、対立がない場所でケンカをでっち上げるやり方を熟知している。【17】

現代のアメリカ社会で起きた大規模な社会闘争や暴動には、すべて共産党組織が関わっている。1992年、ロサンゼルス市民で黒人のロドニー・キングが飲酒運転で逮捕され、白人警察官から殴打されている動画が世界中に流れた。裁判所の評決が終わり、集まっていた抗議者たちが解散しようとした矢先、誰かが金属製の広告板を通りかかった車両に投げ込んだ。抗議者たちは暴徒化し、放火、破壊、略奪が始まった。【18】

この事件について、ロサンゼルス保安局のシャーマン・ブロックは、放火、略奪、暴動に共産主義者が関与していたことは疑いの余地がないと語った。事件当時、革命共産党、社会労働党、進歩主義労働党、アメリカ共産党などの共産党系組織のチラシがばら撒かれた。あるチラシには、「王の評決に対抗せよ!…銃口を向けろ!…兵士は労働者と団結せよ!」と書かれていた。ロサンゼルス警察によれば、評決が発表される前に、すでにチラシが配られていたという。【19】

レーニンは初期の頃、共産主義者に対して、「勃発―抗議―路上のケンカ―革命軍のグループ。これが、一般的な暴動の発展段階である」と指導している。【20】

今日、欧米社会で暴動と暴力を挑発する組織は数えきれないほど存在する。「分割できない」(Indivisible)「反ファシスト」「反愛国主義」「ブラック・ライヴズ・マター(BLM・黒人の命も大切だという社会運動)」「ファシズム拒絶」などさまざまだが、彼らはすべて共産主義者あるいは共産主義の思想に共感する人たちである。暴力的なアンティファ(Antifa・ファシストに反対する組織)は、無政府主義者、社会主義者、自由主義者、社会民主主義者などさまざまな共産党系の人間の集まりである。ファシズム拒絶(Refuse Fascism)は、極左のアメリカ革命共産党党首が創設した組織である。大規模な抗議集会や暴動の背後にはこれらの組織が存在し、2016年大統領選の結果を覆そうとした。【21】

言論の自由を盾に、欧米社会で彼らは休むことなくさまざまな対立を挑発し続けている。彼らの真の目的とは何か。それを理解するには、アメリカ共産党が党員に向けて発表した報告書が参考になるだろう。

1956年議会報告書:

「党員と前衛組織は、継続的にわれわれに反対する者を辱め、その信用を貶め、品格を下げること。…妨害者たちが苛立ってきたら、彼らにファシスト、ナチス、あるいは反ユダヤ主義というレッテルを貼ること。われわれに反対する者たちと、すでに黒い噂が絶えない人物とを、継続して関連づける。これを繰り返せば、その黒い交際は大衆の心に『事実』として受け止められるだろう」【22】

 

参考文献

[1] Emily Ekins and Joy Pullmann, “Why So Many Millennials Are Socialists,” The Federalist, February 15, 2016,  http://thefederalist.com/2016/02/15/why-so-many-millennials-are-socialists/.
[2] Steven Erlanger, “What's a Socialist?” New York Times, June 30, 2012, https://www.nytimes.com/2012/07/01/sunday-review/whats-a-socialist.html.
[3] Werner Sombart, P. M. Hocking, Why is There no Socialism in the United States? Palgrave Macmillan; 1st ed. (1976 edition).
[4] Harold Meyerson,“Why Are There Suddenly Millions of Socialists in America? ”The Guardian, February 19, 2016, https://www.theguardian.com/commentisfree/2016/feb/29/why-are-there-suddenly-millions-of-socialists-in-america.
[5] Emily Ekins and Joy Pullmann, “Why So Many Millennials Are Socialists,” The Federalist, February 15, 2016,  http://thefederalist.com/2016/02/15/why-so-many-millennials-are-socialists/.
[6] Milton Friedman, Rose D. Friedman, Free to Choose: A Personal Statement, Mariner Books, reprint edition. (November 26, 1990).
[7] Matthew Vadum, “Soros Election-Rigging Scheme Collapses: The Secretary of State Project's death is a victory for conservatives,” FrontPage Magazine, July 30, 2012, https://www.frontpagemag.com/fpm/139026/soros-election-rigging-scheme-collapses-matthew-vadum.
[8] Rachel Chason, “Non-Citizens Can Now Vote in College Park, Md.,” Washington Post, September 13, 2017, https://www.washingtonpost.com/local/md-politics/college-park-decides-to-allow-noncitizens-to-vote-in-local-elections/2017/09/13/2b7adb4a-987b-11e7-87fc-c3f7ee4035c9_story.html?utm_term=.71671372768a.
[9] 羅秉祥:〈西方人本主義倫理與基督教思想〉,《輔仁宗教研究》,第十五期(2007 年夏),頁75-126.
[10] Brad Stetson, Joseph G. Conti, The Truth About Tolerance: Pluralism, Diversity and the Culture Wars (InterVarsity Press, 2005), 116.
[11] California Code, Health and Safety Code 1439.50. https://codes.findlaw.com/ca/health-and-safety-code/hsc-sect-1439-50.html.
[12] 毛澤東:〈中國社會各階級的分析〉,《毛澤東選集》第一卷(中文馬克思主義文庫).
[13] G. Edward Griffin, Communism and the Civil Rights Movement, https://www.youtube.com/watch?v=3CHk_iJ8hWk&t=3s.
[14] Bilveer Singh, Quest for Political Power: Communist Subversion and Militancy in Singapore (Marshall Cavendish International (Asia) Pte Ltd, 2015).
[15] G. Edward Griffin, “Communism and the Civil Rights Movement,” https://www.youtube.com/watch?v=3CHk_iJ8hWk&t=3s.
[16] 同上.
[17] Leonard Patterson, “I Trained in Moscow for Black Revolution,” https://www.youtube.com/watch?v=GuXQjk4zhZs&t=1668s.  
[18] William F. Jasper, “Anarchy in Los Angeles: Who Fanned the Flames, and Why?” The New American, June 15, 1992, https://www.thenewamerican.com/usnews/crime/item/15807-anarchy-in-los-angeles-who-fanned-the-flames-and-why.
[19] Chuck Diaz, “Stirring Up Trouble: Communist Involvement in America's Riots,” Speak up America, http://www.suanews.com/uncategorized/the-watts-riots-ferguson-and-the-communist-party.html.
[20] V. I. Lenin, The Revolutionary Army and the Revolutionary Government, https://www.marxists.org/archive/lenin/works/1905/jul/10.htm.
[21] Blake Montgomery, “Here's Everything You Need To Know about the Antifa Network That's Trying To Solidify A Nazi-Punching Movement,” BuzzFeed News, September 7, 2017, https://www.buzzfeed.com/blakemontgomery/antifa-social-media?utm_term=.byGA2PEkZ#.hd4bxVe0B.
[22] 1956 Report of the House Committee on Un-American Activities (Volume 1, 347), quoted from John F. McManus, “The Story Behind the Unwarranted Attack on The John Birch Society,” The John Birch Society Bulletin (March 1992), https://www.jbs.org/jbs-news/commentary/item/15784-the-story-behind-the-unwarranted-attack-on-the-john-birch-society.

つづく 第八章 共産主義が引き起こした政治の混乱(下)

 

悪魔が世界を統治している

目次

 

序章
第一章   人類を壊滅する邪悪の陰謀
第二章   始まりはヨーロッパ
第三章   東側での大虐殺
第四章   革命の輸出
第五章   西側への浸透(上)
第五章   西側への浸透(下)
第六章   神に対する反逆
第七章   家族の崩壊(上)
第七章   家族の崩壊(下)
第八章   共産主義が引き起こした政治の混乱(上)
第八章   共産主義が引き起こした政治の混乱(下)
第九章   共産主義がしかけた経済的な罠(上)
第九章   共産主義がしかけた経済的な罠(下)
第十章   法律を利用する邪悪
第十一章  芸術を冒涜する
第十二章  教育の破壊(上)
第十二章  教育の破壊(下)
第十三章  メディアを乗っ取る
第十四章  大衆文化―退廃と放縦
第十五章  テロリズムのルーツは共産主義
第十六章  環境主義の裏にいる共産主義(上)
第十六章  環境主義の裏にいる共産主義(下)
第十七章  グローバル化の中心は共産主義
第十八章  中国共産党のグローバルな野望(上)
第十八章  中国共産党のグローバルな野望(下)
おわりに

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