中国 「何かのサインでは」とネットざわつく

中国国営テレビで2日連続の謎の放送事故 「造反のサイン?」とネットざわつく

2026/05/22
更新: 2026/05/22

国営テレビ「CCTV」で、奇妙な放送事故が2日連続で発生し、華人圏で話題になっている。

問題が起きたのは5月16日と17日。中国のニュース専門チャンネル「CCTV-13」で放送されたニュース番組や報道番組の映像が、何度も上下逆さまになった。

ネット上に出回った動画では、中国共産党の旗やスタジオ映像だけでなく、ミサイル発射映像まで「地面に向かって飛んでいる」ような状態で映し出されていた。

視聴者の中には、最初は自宅のテレビの故障を疑った人もいた。しかし他のチャンネルは正常で、異常はCCTVだけだった。逆さま映像は数秒ではなく数分間続いた、その後ようやく正常な画面に戻った。

「機材トラブル」や「信号異常」と見る声がある一方、中国ネットでは「逆から見ろという意味か」「何かのサインでは」「中国が本当にひっくり返ったようだ」などの憶測が広がった。

また、中国語で「逆さ」と「造反」は結びつけて連想されやすいこともあり、「造反のサインではないか」と受け止める人も少なくないようだ。

さらに、「こんな重大ミスが何度も起きるのは、党メディア職員まで“タンピン”(出世や努力をあきらめ、最低限しか働かない態度)状態なのでは」と皮肉る声もあれば、「長時間かつ繰り返し起きている以上、単なるミスではなく故意ではないか」と疑う声も出ている。

真相は不明だが、中国で最重要レベルの国営テレビが、しかも2日連続で同じ異常を起こしたことに、多くの人が違和感を抱いている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!