米中間選挙目前 世論調査を信じる?有権者に聞く

2026/10/23
更新: 2026/10/23

米中間選挙が目前に迫るなか、選挙結果を占うさまざまな世論調査が相次いで発表されている。では、米国の有権者は、こうした世論調査を本当に信じているのだろうか。

記者が「メディアの世論調査の結果を信じているか」と尋ねたところ、ある米国市民は「世論調査がどんな結果でも信じない」と答えた。

「だからこそ、私は必ず投票に行く。家族や子どもたちにも投票を勧め、有権者登録を済ませるよう伝えている」と語った。

別の市民も、世論調査の結果には注目しているものの、必ずしも信用していないと話した。

「これまで何度も予測が外れている。投票日に一人ひとりが実際にどう投票するかは、誰にも分からない」

調査方法そのものに疑問を示す声もあった。

ある市民は「率直に言って、サンプル数が十分ではないと思う」と指摘。「例えば1万5千人、あるいはもっと大きな母集団から約1千人を抽出して調査している。それだけで正確な結果が得られるとは思えない」と述べた。

また、地元の報道や世論調査に対する不信感も聞かれた。

「ニューメキシコ州にも問題がある。ここでは世論調査もニュース報道も非常に偏っている。そうでなければ、状況はまったく違っているはずだ」と語った。

世論調査で世論を誘導? メディアの報道姿勢にも疑問

記者が「世論調査が操作され、特定の問題について世論を誘導するために使われることがあると思うか」と尋ねると、ある市民は「間違いなくある。だから私は世論調査を気にしない」と答えた。

別の市民は、地元のテレビ局の報道姿勢について疑問を示した。

「少なくとも私が住んでいる地域には、非常にリベラル寄りのテレビ局がある。すべての事実をありのまま報じているわけではない」

一方、世論調査が人々の考えに影響を与えることはあっても、自分の信念を持つことが大切だとの意見も出た。

「世論を誘導しようとすることはあるかもしれない。ただ、自分の信念をしっかり持っていれば、世論調査によって考えが変わるとは思わない」

「自分の一票に意味がないと思わないで」

世論調査への見方はさまざまだが、取材に応じた市民からは、調査結果よりも実際の投票行動が重要だとの声が聞かれた。

ある市民は、選挙結果を予測して投票を諦めるべきではないと強調した。

「世論調査に頼るのではなく、実際に投票に行くべきだ。『結果はどうせこうなるから、自分の一票なんて意味がない』と思うべきではない。一票一票が大切だ」。