なぜ周公廟よりも、孔子廟が多く建てられたのか?【雅(みやび)を語る】

周公が創り出した「礼」(礼儀)と「楽」(音楽)の文化ーー礼楽文化は、中国の何千年もの文化に深く影響しており、かの孔子も周公を非常に敬っていました。
2022/11/02 雅蘭

周公は一体誰なのか?【雅(みやび)を語る】

人は眠る時に夢を見ます。夢占いや解釈する本として『周公解夢』が有名です。また、かの孔子も、「夢に旦(周公)のことを見なかった(吾不復夢見周公)ので年を取った」と嘆いた事もあるほどでした。では、周公とは一体誰なのでしょうか?
2022/10/27 雅蘭

「以貌取人」(いぼうしゅじん)【1分で読める故事成語】

孔子には数多くの弟子がいます。その中に宰我という人がいて、弁論の達人と評されました。最初、宰我に対して、孔子は良い印象を持っていましたが、徐々に彼が親孝行をせず、道徳心もなく、非常に怠惰であることに気づきました。そして、ある日、宰我が怠けて昼寝しているところを見かけ、「朽木は雕る可からず」(役に立たないものの例え)と叱りました。後に、宰我は反乱に参与したことで殺されました。
2022/10/10 一斗

中国伝統文化と日本(六) 漢詩を遺した赤穂浪士

江戸時代の中期、元禄16年(1703)というと今から319年前のことになる。その2月4日(新暦3月20日)に、前年の12月14日に本所松坂町の吉良邸へ討ち入った赤穂46士が、が、幕命により切腹して果てた。
2022/02/04 鳥飼聡

「孝道」:親子間に結ばれる神聖なる美徳

信仰をもつ人々は、万物は創造主がつくっことを信じ、人間も神によって創造され、家族や親子関係もまた、神や天に与えられたものと考えた。そこに親や祖先を敬い、無条件に尊重する美徳が生まれ、古来よりそれを「孝道」と呼んだ
2021/12/10

第4話:礼儀を習うことの重要性とは【子どもが人格者に育つ教え「三字経」】

天然の美質を持つ玉石も、磨かなければ、役に立つ器物には成り得ません。それは人間も同じで、生まれながらに優れた素質を持っていても、努力して学ばなければ、人としての道理がわからないものです。子供の頃には、良い先生や友達と親しくし、教えやアドバイスを素直に受け入れ、人との接し方、物事への対処の仕方などの礼儀を身につけておくべきです。

第3話:教育者と生徒の務めとは【子どもが人格者に育つ教え「三字経」】

子供を養うにおいて、生きていく上で必要な物資だけを与え、きちんと躾をしなければ、それは親としての過ちです。また同様に、教師が生徒への教育について、厳しくしなければ、それは教師としての怠りです。

【掌編小説】岐路で泣く 『蒙求』より

楊朱は、その分岐点に立ったまま、久しく泣いていた。
2021/08/07

【古典の味わい】貞観政要 4

太宗が、学者の孔頴達に問うた。
2021/08/04

【三国志を解釈する】(1)素朴な疑問 「三国志演義」と「三国志」の違いは何か?

諸葛亮、劉備、関羽、張飛、曹操の名を知らないものはいません。これらの英雄が活躍する三国志の何百もの物語のほとんどは『三国志演義』で語られていますが、これらの物語はすべて「三国志」を題材にしています。では「三国志演義」と「三国志」、この2つの作品はどう違うのでしょうか。
2021/08/02

孝行の理念と伝説(二)

古文書や民話には、親孝行の例が数え切れないほどあります。 親孝行の人は、常に博愛と正義の心を持っています。
2021/08/01

道家の聖地 – 武当山(二)

今から2500年前、釈迦牟尼がインドで仏教を広めていたとき、老子と孔子が中国で伝道していました。『史記』によると、孔子は老子に何度も助言を求めていたと記しています。
2021/07/02

孔子が霊験を現わし、信者を守る

中国には、仏教や道教の神々を祀った寺院が数多くあり、他の神々を祀った寺院もたくさんあります。その中には、孔子を祀った「孔子廟」があります。貴州省南部に謇(ジアン)という名の将校がいて、彼の家は孔子廟の隣にあります。何年もの間、謇将校は、食事をするたびに、必ず食事を少し分けて孔子にお供えしていました
2021/06/13

どんな環境でも学ぶことを忘れない

西漢の時代、コウハ(130 BC–51 BC)という男性のお話です。コウハは政治犯として捕らえられ、獄中に繋がれながらも、決して学ぶことを忘れませんでした。「朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」。コウハの言葉を聞いた男は、彼に書経を教えることにしたのです。
2021/05/03

親孝行できぬ者は官位に就くべからず

唐の時代、李皋(りがお、733~792年)が温州に在任していた時のことです。李が視察に出かると、年配の婦人がさめざめと泣いているのを見かけました。不憫に思った李は、婦人になぜ泣いているのかと聞きました。婦人は、「私には二人の息子がおります。名前は、李鈞(りじゅん)と李锷(りあ)です。息子たちは功名富貴を求めて故郷を離れ、二十数年も経ちましたが、一度も家に帰って来たことがありません。今の私は、たった一人で貧乏暮らしを送っています」
2021/04/22

渋沢栄一著『論語と算盤』から悟った儒学の真諦

今日の中国人たちの心の中では、孔子と孟子の思想を時代遅れの骨董品だと思っているでしょう。しかし、日本の近代資本経済の根基、文化理念、価値観など、全て渋沢栄一氏(1840年-1931年、日本資本経済の父、商業界の父、企業界の父として称えられています)が生涯の師とした孔子の教えによって築き上げてきたのです。つまり、孔子の『論語』の知恵は日本の資本家に活用され、今日の日本社会の基盤を築き上げました。
2021/04/19

【物語】親孝行の子路(しろ)

孔子の弟子の中に、子路(しろ)という弟子がいました。子路の家族は、とても貧乏で、肉と魚が食べられるのは、特別な日だけでした。その他の日は野草を食べ、お腹を満たしていました。貧しい両親を助けるため、子路は百里離れた市場へ行って米を買い、道端の野草を摘んで帰りました。子路は持ち帰った野草を煮て、親のために食事の用意をしました。
2021/04/19

学問は外見よりも重要

孔子は、弟子たちそれぞれの能力や性格に合わせ、異なる言い方で様々なことを教えました。『論語』の他に、孔子と弟子たちとの会話録『孔子家語』があります。その中で、現代人にとっても参考になる問答をご紹介します。
2021/03/31

手柄を君主に捧げる名宰相

春秋時代の斉の君主・斉景公は大規模な建築物を建てることを決め、多くの民衆は朝から晩まで働かされた。真冬になり、寒さが厳しくなっても工事は停止することがなく、民衆の不満は高まっていた。民衆は宰相・晏子(イェン・ツ)が斉景公へ進言することを期待し、外遊からの帰国を待ち望んでいた。
2021/03/27

賢者の知恵 偉業を成し遂げる者の四つの「守り」

偉業を成し遂げた歴史上の人物には、共通する特徴があります。それは、「愚、静、時、信」の四つを守ることです。
2021/02/27

信義の君主 楚荘王

中国古代の人々は「信と義」を特に重んじていた。混乱期の春秋時代においてもそれは変わりなく、春秋の五覇の一人に数えられる楚国の君主・荘王も、信義に基づいて行動していた。彼の言動は後世、孔子に褒め称えられている。
2021/02/23

古代中国人の講じる「気節」とは

君子は「持節(じせつ)」、つまり気節を保つすることを大事にしていました。「気節」とは志気と節操という高尚な品格を指します。具体的に言うと、正義を貫き、威圧を前にしても決して屈しない頑強な精神を持つことです。
2021/02/15

40代を襲う「中年の危機」って知ってる? 8つの対処法

「中年の危機」(ミッドライフ・クライシス)という言葉を聞いたことはありますか? 1965年にカナダの心理学者エリオット・ ジャックス(Elliott Jaques)氏が「死亡と中年の危機(Death and the Mid-life Crisis)」の研究報告を発表してから、瞬く間に知られるようになりました。
2020/04/06

世界で一番物忘れのひどい人

昔、魯の哀公が孔子に尋ねた。「物忘れのひどい人が引っ越しをした時に、妻を置き去りにしてしまい、焦って妻を探し回ったという話を聞きましたが、世間にこのような人は本当にいるのでしょうか?」
2020/03/28

中国伝統美徳物語(孝行編)その四「會参は志を立てる」

曾子(そうし)は、名が参(しん)で、字(あざな)が神輿(しよ)といい、春秋時代の魯国(ろこく・現在の中国山東省南部を指す)の人です。彼は父親の會点と共に孔子の優秀な弟子でした。
2019/10/03

中国伝統美徳物語(孝行編)その二「仲由は米を背負う」

仲由は春秋時代の魯国の人で、字(あざな)は子路(しろ)、孔子の生徒で「孝子」としても有名です。小さい頃から家が貧しかったために、仲由はとても慎ましく暮らしいつも野草を食べていました。しかし、彼自分は野草を食べても構わないが、両親にまで野草ばかりを食べさせるのは忍びないし、体に悪いだろうといつもとても心配していました。
2019/09/06

歴代に尊重された人物 孔子

中国の悠久の歴史の中で、各王朝に有名人は少なくないが、その時代が過ぎるとともに多くの人の名が消え去ってゆく。僅かな人だけが、歴史とともに忘れられることなく、今でも人々に尊重され続けている。その一人が孔子である。
2019/08/20

三猿から智慧を学ぼう

日本でよく知られている目、耳、口を両手で塞いでいる三猿は、現在、スマートフォンの絵文字として使用されるほど、すっかり市民権を得ており、世界中の人々に愛用されるようになりました。
2019/06/27