THE EPOCH TIMES

神韻国際芸術団が来日、公演の成功を期す

2009年02月11日 04時20分
 【大紀元日本2月11日】韓国公演で大成功を納めた神韻国際芸術団は10日午後、日本の成田空港に到着した。11日の東京公演を皮切りに、名古屋(13日)、広島(15日)、大阪(18日)と、合計7回に及ぶ日本公演がスタートする。団員らは韓国公演の成功に勢いをつけ、日本公演の成功に向けて確信を深めた。同芸術団のトップダンサーを務める李維●・団長と、テノール歌手として世界的に有名な関貴敏・副団長に、日本公演に向けて話を伺った(●…女+那)。

 歴史的にも、文化的にもつながりの深い日本と中国。様々な面で中国の影響を受けている日本人でも、文化大革命において良き伝統文化がことごとく破壊されたことを知る人は少ない。神韻公演が日本人と日本の文化に与える影響について伺った。

 李団長:韓国や日本といった東アジアの国は、確かに中国の伝統文化の影響を強く受けており、礼儀、道徳、服装、建築といった面でその伝統の文化を保っています。ただ一方で、どの民族や国家も現代文化の荒波から逃れることができず、大きく影響を受けてしまいます。そんな中で、本当のすばらしい文化に接したとき、人は自ずと心の奥底に眠っていた一面を呼び覚まされるものです。神韻公演が韓国で歓迎されたのは、人々が正にそのような公演をずっと待ち続けていたからです。だから、日本でもきっと同様に人々の心に打ち響くものがあると思います。

 関副団長:中国共産党(中共)政権ができて50数年になりますが、その間、彼らが人々に注入してきたのは闘争の哲学でした。中共の下ですでに二・三世代を数える今日、人々は忘れてしまいましたが、本物の中華文化とは中共の言うようなものではないのです。天人合一、信神敬佛、これこそが中国人の伝統なのです。私たちは、それを復興させるのですが、そのとき中共はもはや存在できなくなるでしょう。

 韓国公演は、様々な妨害にもかかわらず成功を収め、観衆から絶賛された。同芸術団の舞台が成功した背景には何があったのか。

 関副団長:韓国では中共から妨害を受けましたが、公演は成功しました。私たちがなそうとしていることは、中共が破壊した伝統を回復させることですが、それを中共が非常に恐れているのです。私は、この日本公演も必ず成功すると信じています。

 日本の皆様に希望したいのは、この公演をご覧になって、私たちが何をなそうとしているのかを良くご理解いただくことです。私たちの公演は非常に有意義なものです。ソウル公演が、中共の妨害にもかかわらず成功したのは、それが人間の心と深い関係があるからだと私は思います。ソウル公演の最後には、鳴り止まぬ拍手で5回ものアンコールがかかり、中には起立して拍手してくれる観客もいました。また、じっと座ったまま、席を離れようとしない方もいました。神韻公演は、それほど観客の心に深く浸透するものなのです。中共の妨害があったとしても、それは中共自身の醜さを暴露するだけなのです。

 韓国の観客は、同芸術団の高い芸術性に驚いた。神韻芸術団団員らの一糸乱れぬ演舞に多くの感動の言葉が寄せられ、その協調性が高く評価された。

 李団長:それは、神韻が伝えようとしている文化と大いに関係があります。人は本来、自我を際立たせてみんなの中心になりたいと考えるものではないのです。周りの人と調和をとり、善に向かおうとするものであり、互いに尊重しあうものです。それは公演においても同じで、各人がそれぞれの役柄をきちんとこなさなければならないのは言うまでもありませんが、同時にその芸術作品の中の一員なので、その作品の中に溶け込まなければならなりません。神韻芸術団の俳優たちはその点を十分に理解し、いついかなる時でも全体のことを考えることができるようになっています。それは、衣装、ライト、バックスクリーン、音楽等も同じで、それらが一体となってはじめて一つの芸術形式であり、それぞれの部門の人が自分をことさらに突出させることなく、互いに協調しあうことができています。神韻の公演が全体として、とてもきれいにまとまった美しさを見せることができているのは、そのためです。

 同芸術団の舞台について、表現力の豊かさを指摘する観客が多い。中国古典舞踊には、奥深い感動があるという。

 李団長:体操や雑技の中で、反転やひねり等いろいろな技巧を見ることができますが、それらは本来中国古典舞踊の一部で、長い年月を経て、様々な形式で伝えられたものです。中国の文化は神伝文化と言われる。(「武」と「舞」の音が同じということからわかるように、)武術と舞踊は同じもので、「武」を平和的に使えば舞踊であり、「武」を戦いに使えば護身や攻撃となります。つまり、中国古典舞踊は非常に奥深いものを含んでいます。それは、ただ単に技巧の面ですばらしいだけでなく、手、目、体の全ての動きが醸し出す味わいがあり、それ自体がある種の文化であり、内面的な精神の表れです。私たちの公演を観た人がえもいわれぬ奥深い味わいを感じるのはそのためです。だから、自らの目で直に見てはじめて、中国古典舞踊の奥深い味わいを感じ取ることができるのです…本当にすばらしい芸術に国境はありません。それは人々の魂を呼び覚ますものであり、心と心が通い合うはずです。だから、日本の皆さんにもきっと歓迎されることと思います。

 (記者・任子慧、翻訳編集・日本語版編集部)
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