日本、台湾、豪州など インド太平洋地域 米軍と提携強化 中国に対処

2021年4月上旬に中国が南シナ海で空母群の演習を実施したこと、および中国人民解放軍海軍(PLAN)最新空母の戦闘態勢がまもなく整うと国営報道機関が報じたことで、中国の軍事的拡大と敵対的な姿勢に対して新たな注目が集まっている。
2021/04/26

豪も南シナ海中国船200隻を非難 フィリピンの提携関係を重視

2021年に外交関係樹立75周年を迎えたオーストラリアとフィリピンの強力な防衛協力は同体制発足以来、両国関係に不可欠な要素となってきた。 南シナ海における緊張が激化し、暴力的な過激主義対策の必要性がフィリピンで高まるにつれて、両国の協力関係がますます重要性を増している。
2021/04/21

中国漁船、南シナ海で毎日260トン漁獲可 漁場奪われ「フィリピン漁師は疲れ果てている」保護団体が指摘

フィリピンの環境保護団体は15日、西フィリピン海に集結している200隻以上の中国の漁船団は、毎日260トンもの魚を獲る可能性があると指摘した。この中国船による乱獲で、フィリピンは魚不足に陥る恐れがあるという。当局は、漁船団には中国が軍事訓練を施した民間漁船「海上民兵」が含まれるとして退去を求めている。
2021/04/19

政府ODA、自衛隊装備をフィリピン軍に供与 他国軍向けは初=報道

日本のメディアによると、4月18日、日本政府はフィリピン軍に対して、災害時の人命救助に必要な資機材がまとめられた自衛隊の人命救助システムの供与を始める。平成28年4月に防衛装備品・技術移転協定が発効して以来、自衛隊の装備をODA(政府開発援助)で他国軍に初めて供与する。
2021/04/19

フィリピン外務省、中国大使に抗議 中国漁船の停泊問題で

フィリピン外務省は12日、フィリピンに近い南シナ海に3月から多数の中国漁船が停泊している問題で、中国大使を呼び出して抗議した。
2021/04/15

若者を過激主義から遠ざけるフィリピンのプログラム

フィリピン南部のトレーニングイニシアチブは、暴力的な過激主義が若者に根付く前に阻止することを目的としている。地元の教育者や非政府組織(NGO)が支援する「平和構築と暴力的過激主義の防止」イニシアチブは、ミンダナオ地域を含む長期にわたるテロリストの温床を対象としている。
2021/04/07

南シナ海に対する外国勢力の関与が高まる中、フランス軍艦がベトナムに寄港

2021年3月にベトナムのカムラン港にフランスのフリゲートが寄港した事実は、南シナ海で攻撃的な行動と広大な水域の領有権主張を強化する中国に対する外国勢力の反発を表す最新の兆候と言える。
2021/03/30

「暴力的な生活を離れて家族と共に」武装組織メンバーの更生に務める比政府

世界で最も長く共産主義勢力との抗争が続いているフィリピンは、反政府組織の元構成員を対象に、暴力的な生活を離れて家族と共に生活を営む機会を促進する政府プログラムを提供している。
2021/03/10

対テロ強化策を講じるフィリピン 米が防衛協力

2021年1月下旬、コタバト州北部のトゥルナンのバス停近くで発生した爆発により2人が死亡し、6人が負傷したことで、フィリピン国内でテロへの警戒意識が再び高まった。2017年にマラウィ市南部が5か月間にわたり暴力的過激派組織により占拠された際の「マラウィの戦い」の記憶がよみがえったのである。継続的に訪れるテロ脅威に対抗するため、フィリピン軍は引き続き防衛提携諸国と協力を図りながら、国境警備とテロ対策の取り組みを強化している。
2021/02/23

フィリピン国防相「米国は南シナ海の安定への力」

2021年1月下旬、フィリピン国防相は紛争が発生している南シナ海とインド太平洋地域にとって米国は「安定化への力」であり、フィリピン政府は米比関係の「新時代」の展望は明るいと考えていると述べた。
2021/02/19

フィリピンが中国企業との空港建設契約を解除 国家安全上の懸念する声

フィリピンの首都マニラ南部に位置するカビテ州は、中国企業に与えていた空港建設の利権を撤回することを明らかにした。空港建設には中国の大手建設会社「中国交通建設股份有限公司(CCCC)」とフィリピンの航空関連会社MacroAsiaが合弁で計画していたもので、マニラ湾に浮かぶサングリー空港を大型の国際空港に改修する予定だった。
2021/02/03

河井前法相夫妻の公判はじまる 安倍政権ささえた「五人衆」のひとり

2019年7月の参議院選挙で公職選挙法違反の罪に問われている前法相の河井克行被告と妻の案里被告の初公判が8月25日、東京地裁で始まり、ともに無罪を主張した。
2020/09/02

比マニラを「中国の省」美容製品ラベルに誤記 市長は中国商人に強制送還を要求

製造元の住所が『中国マニラ省』と誤記されたヘアケアクリームを販売したフィリピン・マニラ市内の4店舗が、同市市長のイスコ・モレノ氏(Isko Moreno)によって、8月20日に閉鎖された。また同市長は移民局に対して、この事案に関与した2人の中国人ビジネスマンの強制送還を要求した。
2020/08/22

前世はダンサー? 6歳少年のダンスがネットに旋風を巻き起こす

フィリピン人歌手、サラ・ヘロニモをご存知でしょうか? フィリピンでは知らない人がいないほど有名なポップスターで、数々のヒット曲を世に送り出しています。 そんなサラ・ヘロニモの大ヒット曲『タラ(Tala)』のダンスを完全コピーした6歳の少年の動画が話題となり、ヤングスターの誕生か⁈ と世間を騒がせています。
2020/07/21

米国、無人航空機を東南アジア4国に支援 防衛能力を強化

米国防総省は、インド太平洋諸国の同盟国や友好国の4カ国に対して、それぞれの諜報・監視・偵察機能を強化させるため、無人偵察機を提供する。
2020/07/16

南シナ海、周辺諸国を巻き込む米中衝突の危険高まる きっかけは「事故」=専門家

南シナ海を舞台にした米中の衝突の危険性が高まっている。東南アジア諸国は、米中紛争に巻き込まれる可能性もある。専門家たちは、偶発的な事故により、紛争になる可能性があると口を揃える。
2020/07/15

中国念頭に批判 印太平洋の動きは「危険で威圧的」三国防衛相が共同声明を発表

インド太平洋地域における中国の軍事力を伴う拡張行動について、米国と日本、オーストラリアの防衛担当大臣は共同声明を発表した。「威圧的で一方的な行動に強く反対」と記し、3カ国は部隊を相互運用し、連携を強化する。
2020/07/09

「ウイルス肺炎を悪用」米国務省、中国を批判 ベトナム漁船沈没事件に憂慮

米国国務省は4月6日、中国沿岸警備隊による最近のベトナム漁船沈没事件に「強く懸念している」と述べた。さらに、共産党政権は南シナ海での「不法な主張」を拡大するために、新型コロナウイルス(COVID-19)世界的蔓延を悪用していると指摘した。
2020/04/07

海岸に打ち上げられた海獣、実在する「ネバーエンデイングストーリー」?

海は地球の表面の70パーセントを覆っているが、紺碧の海の中に生存する無数の海洋生物のことは未だほとんど分かっていない。そこで、巨大な「毛むくじゃら」の海洋生物の死骸をたまたま見つけたところを想像してみよう!
2020/04/05

98歳のおばあちゃんへ 孫の女性が送った言葉

家族の絆がとても強く、親孝行の人が多いと言われるフィリピン。祖母の面倒を見る女性のメッセージがフェイスブックで話題になっています。
2020/04/04

南シナ海で中国が軍事訓練 米国を威嚇する中国軍

ウイルス感染症による影響が続いているにもかかわらず、中国人民解放軍による南シナ海の軍事的な影響力の拡張行動は続いている。10日、南シナ海で海軍と空軍の合同演習を行った。「侵略する外国の軍用機や軍艦との正面対決」を想定しているという。 同日、米軍は南シナ海のパラセール諸島(西沙諸島)海上で自由航行を行った。 一部のアナリストは、米中は相互に、南シナ海における影響力を主張し合っていると分析している。
2020/03/31

フィリピン保健相「中国製の検査キット、精度40%で使用しない」

フィリピン保健省次官は28日、マニラで開いた記者会見で、中国から送付された中共ウイルス(新型コロナウイルス)の検査キットが、世界保健機関(WHO)の基準で「40%の精度」しかないと述べた。このため、使用せずに保管しているという。
2020/03/29

韓国電力のインフラに参入試みる中国企業 エネルギー安全保障の懸念

韓国メディアはこのほど、韓国電力技術部の関係者への取材で、本来は入札不可能な韓国の電力インフラに、中国国営企業が参入する動きがあると報じた。
2020/03/23

フィリピン議員、中国軍兵士が数千人規模で「潜伏」と発言 比軍は調査へ

フィリピン国防総省は、国内で急成長する中国のオンラインカジノ労働者の監視のため、中国本土から数千人の中国軍兵士がフィリピンへの潜入任務にあたっているとの報告を調査している。
2020/03/06

フィリピン、空港職員5人を解雇 カジノで働く中国人の違法入国で

フィリピンでは、中国系オンライン賭博に従事する中国人労働者が急増している。ドゥテルテ政権は、違法に入国要件を不正に緩和させたとして、移民当局の数人を解雇した。大統領府報道官が2月19日に発表した。
2020/02/24

「ライフラインの操縦かん握られている」比電力会社の株、40%を中国企業が保有 議員が追及

国会会期中のフィリピンでは、中国国営企業が40%の株を所有する、大手電力システム会社のフィリピン送電公社(NGCP)の安全保障問題が取りざたされた。議員は、外国企業がライフラインの「操縦かん」を握ることに危機感を抱いている。
2020/02/07

東南アジア諸国、中国の影響力増に警戒感=調査

1月15日、東南アジア諸国の専門家を対象にした意見調査結果が発表された。それによると、中国の影響力の高まりは諸国の不安感を高め、特にベトナムとフィリピンの人々は強い不信感を抱いていることが分かった。
2020/01/16

比当局、投資詐欺容疑で500人超外国人逮捕 8割が中国人 

フィリピン当局は最近マニラ地域において、外部委託の請負企業の一斉取り締まりを実行した。不法就労とオンライン投資詐欺に関与したと疑われる500人以上の外国人を逮捕した。約8割は中国籍で、被害者も中国在住者という。
2019/10/12

ダイバーが泳ぐ「羽衣ダコ」の映像を捉え、インターネットで公開、衝撃が走る

羽衣ダコは確かに世界で最も珍しく奇妙な生き物の1つだ。 熱帯や亜熱帯地域の深海に生息するため、ヒトと接触することはほとんどない。目撃情報もまれであり、映像となると非常に珍しい。
2019/07/17

「幸運グッズ」の白い石が1億円を運んできた?!パラワン島発びっくりストーリー!

フィリピンのパラワン島の釣り人が、世界最大級の天然の真珠を釣り上げたのは約10年前のこと。彼はそのきれいな白い塊を「幸運グッズ」としてベッドの下に置いておいたそうだが、10年経ってその価値が明らかになり、釣った本人も驚いている。
2019/07/12