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英政府、ロシア外交官を国外追放

 英政府は16日、ロシア外交官4人の国外追放を命じた。旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元スパイ、リトビネンコ氏が毒殺された事件でロシア側が容疑者の身柄引き渡しを拒否したため。

 ロシア政府は、外交官の追放を「背徳行為」と非難、報復措置を講じる方針を示した上で、「ロシアと英国の関係に極めて深刻な結果をもたらす」恐れがあると表明した。

 外交官の追放は1996年以来初めて。英政府はロシア政府関係者の入国を難しくする措置も講じるほか、他の問題に関する協力関係も見直す方針。ロシアと欧州連合(EU)全体の関係に悪影響が出る可能性もあるとも表明した。

 ただ、インタファクス通信は、モスクワの情報筋の発言として、ロシア側が必ずしも報復措置を講じるとは限らないと報道。

 アナリストの間でも、今回の国外追放はロシア側から強い反発を招くが、両国の経済関係に影響するほどエスカレートすることはない、との見方が出ている。

 バーミンガム大学のロシア専門家デレク・アベリー氏は「事態が急激にエスカレートすることはないだろう。ロシア側の利益にならないためだ」と述べた。

[ロンドン 16日 ロイター]

 (07/07/17 10:03)  





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