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2009年7月3日、北京のネットカフェで(FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images)

新たなネット検閲ソフトか、「グリーン・ダム」より20倍性能アップ

 【大紀元日本7月15日】中国政府は先月、国内外からの反発を受け、検閲ソフト「グリーン・ダム」の導入を延期したが、中国上海安達通(アンダートン)社は同じ系統の「ブルー・ダム」というインターネット検閲ソフトを開発すると発表した。

 同社の2日付け発表によると、「ブルー・ダム・インターネット・パイロット」は、全てのネットワークを管理できるシステムで、ソフト・ハード連動型および純ソフト型の2つのバージョンがある。同社は、ソフト・ハード連動型の性能が「グリーン・ダム」の20倍を超えると予測している。

 同社のウェブサイトによると、「ブルー・ダム」の企業版には、ネット・フィルタリング・システム、ホストコンピュータ管理システム、インターネットへのアクセス管理システム、VPNクライアントなどが含まれ、「非常に強いフィルタリングおよびコントロール機能を備え、ネット利用者をより上手に誘導し、ネットへのアクセスを標準化できる」としている。

 *グリーン・ダム事件

 中国国家工信部は今年、7月1日以降、輸入品を含む中国国内のコンピューター全てに検閲ソフト「グリーン・ダム」の搭載を義務付けると発表した。

 この情報は瞬く間に広まり、ネット・ユーザーの間に強い反発を巻き起こした。中国政府は、検閲ソフトの搭載義務付けを「ポルノなどの画像をブロックすることが目的」としている。しかし、ネット・ユーザーらによると、検閲に引っかかるキーワードのうち、ポルノ関連が2,700、ポルノ以外が6,500にものぼり、後者のキーワードのほとんどが法輪功に関する文字だという。

 言論の自由を侵害するとして国内外からの反発が多く、中国政府は先月、同ソフトの搭載計画を無期限に延期した。

 
(翻訳編集・余靜)


 (09/07/15 03:52)  





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