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子供と自分を照らし合わせ、反省しよう(大紀元)

子供は自分自身の生きた鏡である

作者:謝水干(台湾南県紅瓦厝国小校校長)

 【大紀元日本10月27日】

 家庭は子供にとって最初の学校であり、子供にとって両親が最初の先生である。子供が生まれてから学校に入るまで、両親が子供の一番身近な存在である。子供の脳の発達は早く、模倣能力や記憶能力が非常に高い。そのため、子供の生活習慣、言動、価値観などは両親の生活状態と密接に関係してくる。

 友人の娘が今年小学校を卒業した。夏休みに入ってから彼女は毎朝10時まで起床しない。優しく言っても起きないので、結局、強く叱ってしまう。しかし、依然として彼女は「夏休みなのに、どうして早く起きなきゃいけないの?」と言う。

 この言葉を聞いた大人は自らを反省をする。間違っているのは彼女ではない、原因を作ったのは友人である。大人は休日、特別な用がない限り8時過ぎまで寝てしまう。彼女のように10時までとはいかないが、休日は遅くまで寝て良いというのは、彼女にとって当然の習慣になっていた。

 息子が小さい頃、性格は短気で、何事にもいい加減であまり努力をしなかった。この現象はまるで鏡の中に映っている自分を見ているようで、自分の欠点に気づかせてくれた。

 心理学者は、子供がどのように人形遊びをするかによって、両親がどのようにその子に接していたのかが分かると言う。もし、女の子が自分自身を人形の母親だと思っている時、人形に対して命令や脅かしたりした場合、大抵彼女の母親は彼女に対しても同じ接し方をしているそうだ。

 もし、両親の言葉遣いが乱暴で下品、そして人に対する態度が傲慢で、大げさに話し本当の事を言わない場合、私達は態度がとても穏やかで立ち居振る舞いが上品、謙虚で礼儀正しく、誠実で信頼できる次の世代を望めるのだろうか?

 それゆえ、子供が学校から帰宅し、先生に対して不公平や不服を言ったり、授業が難しいとか、友達の悪口などを言う場合、大人は大いに反省すべきである。

 何故ならば、私達も家庭で上司の不平を言ったり、仕事の責任が重いと思ったり、同僚の悪口を言う場合があるからだ。もしそうだとすれば、私達が仕事に対する態度を大いに改め、人間関係を改善する良い機会ではないだろうか?

 子供は自分自身の生きた鏡だ。毎日目の前に置き自分と照らし合わせ、反省しよう。もし、子供が物事に対して忍耐強くない時、無責任な時、うまくいかない事で怒った時、天を恨む時、これはすべて私達大人の良くない手本が作りあげた結果である。物事に対する態度を改め、できるだけ自分の情緒をコントロールする必要がある。それで親も子供と共に成長出来るし、更に子供たちを良い方向へと導く事が出来る。積極的な生き方と共に正しい価値観が必要である。

(翻訳・鈴木真弓)


 (09/10/27 05:00)  





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