中国臓器摘出殺人:米ワシントンで、元職員が公に証言

2006年04月27日 19時31分
 【大紀元日本4月27日】ブッシュ大統領と胡錦涛主席がホワイトハウスで会談した20日、中国瀋陽の蘇家屯秘密収容所で法輪功学習者の生体から臓器摘出して販売する情報を初めて大紀元にリークし、報道協力した男性証人のR氏(元在日中国人ジャーナリスト、現在米国在住)と女性証人のアンニさんの二人がワシントン・マクファーソン公園で開かれた集会に出席し、自ら蘇家屯秘密収容所事件を証言、中共による罪証の移転・隠ぺい工作を非難した。

 女性証人のアンニさんは、蘇家屯秘密収容所の関連病院、遼寧省血栓中西医結合医院(住所:瀋陽市蘇家屯区雪松路49号)で勤めていた。アンニさんの証言内容は次のとおり。

 皆様、こんにちは。

 私はアンニと申します。蘇家屯病院の職員でした。前回、皆様に聞いて頂いたのは録音証言でした。申し訳ありません。その時にはまだ私は公に出て来てはいませんでした。

 現状私たちは不利な情勢に置かれていますが、今回の事件は一日で発生したものではないので、その日の内にこれを解決することは出来ません。1999年から2004年の間、私の前夫はこの病院に勤務していました。法輪功学習者の生体臓器を摘出する手術を施したことのある脳外科医師でした。私はこの場をお借りして申し訳ありませんでしたと、彼に代わって皆様に申し上げておきたいと思います。

 私が勤務していた病院は、2001年から法輪功学習者を監禁し始めたのです。その時にはまだ私はこのことを知りませんでした。私が初めて知ったのは2003年になってからです。病院では多くの医師が頻繁に転勤で出入りしていましたので、医師の一部でこれに気づいた人もいましたが、全く知らない医師もいました。生体臓器を摘出することは密かに実施されていたからです。法輪功学習者を逮捕するのに合法的な手続きがなかったので、この病院で監禁されていた証拠を私は皆様に示せないのです。

 彼らは生きている間に病院の外に出ることはなかったでしょう。一部の人はまだ中に監禁されており、(臓器を摘出されるまでは)殺されずに生存しています。病院内の人たちの多くはこの事情がよく分かっています。多くの医師が密かに手術を行っていましたが、他の職員はたとえこれを知ることがあっても口封じのために殺される恐れがあるので、おびえあがっていて誰もあえて言い出す勇気はありません。

 病院に監禁されていた法輪功学習者のほとんどは、大北刑務所、馬三家教養院及び他の刑務所から移送されてきたのです。煉功中に捕まえられた人の場合、多くの家族は彼がどこに監禁されているのかが分かりません。中共当局は法輪功学習者に対して「殺しても構わぬ」という政策を実施しているので、法輪功学習者の死亡は中国の刑務所にとって大したことではありません。

 体が頑丈で力強い人の多くが、死んでもいないのに臓器を摘出されその後すぐさま直接死体焼却炉に投げ込まれ、何の痕跡も残さずに処理されたと前夫から聞きました。臓器を摘出後に傷口を縫合するといったケースもあります。ここで監禁されていることを知っていた学習者の家族は(遺体を引き取りに行っても)、そのことを何も知らずにサインした後、他の火葬場へ送って火葬にしました。

 私の前夫はもうこのような手術をやめたいと言ったことがあります。しかし彼は自分の思う通りにはできません。もし手術をしなければ、口封じのために家族が皆殺しにされる恐れがあると、彼には分かっていたからです。私は2003年にこのことを知った後、ずっと彼を説得し続けたのです。ようやくもうこのような手術をしないために、他の国へ行くことを彼は承諾しました。彼は当時脅迫されたため、心から非常に怖がっているので未だに証言に出て来られません。

 私は次のことをはっきりと言いたいのです。法輪功学習者であれ、社会の誰であれ、たとえ犯罪者であっても、彼らの命を剥奪する権利は中国政府にありません。今は蘇家屯病院に関してさらに実証することは出来ませんが、これはただの氷山の一角に過ぎず、私たちは他の刑務所及び病院からの調査を徐々に開始していきます。

 私たちに真の気持ちがあれば、物事の真相が明らかになる日が必ず訪れると思います。まだ生きている法輪功学習者を私たちは救出することができます。これから皆さんはもっと正確に理解することができると思っております。

 *********************************************************

 大紀元主催の記者会見(国際記者クラブ)で録音収録

 蘇家屯臓器摘出事件の女性証人の証言

 (前夫は、法輪功学習者の生体臓器摘出に関わった執刀医)

 2006年4月14日

 私はアンニ(仮名)と申します。中国瀋陽市蘇家屯・強制収容所が瀋陽市蘇家屯にある遼寧省漢方医学院と西洋医学統合治療血栓医院に設置されていることを暴きました。私はかつてこの病院に勤務していました。統計関係の仕事に携わっていたのです。主人はこの病院の医師でした。私が今日の記者会見に出席できないことをお許し下さい。私はこの数年にわたりずっと口止めされていました。殺されることから逃れるために証言を思い留まってきました。主人は法輪功学習者の生体臓器摘出に関わる任務から降りた後、ある機関の暗殺の標的にされたことがあります。

 私と主人は1999年から2004年までの間この病院で勤務していました。主人は法輪功学習者の生体臓器摘出に関わったことがあります。彼は脳外科医でしたが、臓器を含め法輪功学習者の角膜の摘出手術などを担当させられていました。

 私は法輪功学習者の肝臓や角膜などの臓器摘出が、この病院で大量に行われていたという恐ろしい事実について告発しました。生きたまま臓器を摘出された法輪功学習者の一部は、密かに死体焼却炉(大型ボイラーを改造したもの)に投げ込まれて焼却されました。法輪功学習者の中には衰弱していた人や、健康な人がいました。彼らはほとんど逮捕状なしで不法に逮捕されたのです。彼らの身分は分からず、出所できる人は一人もいませんでした。法輪功学習者数千人のほとんどは腎臓、角膜、皮膚を摘出された後に死亡、遺体を焼却され痕跡の全てを消されてしまいました。

 瀋陽市蘇家屯にある遼寧省漢方医学院と西洋医学統合治療血栓医院の裏庭の具体的な住所は、瀋陽市蘇家屯区雪松路49号です。当初は中国における心臓及び脳の血管疾病総合治療の病院でした。この病院は遼寧省漢方医学教育病院と瀋陽血栓治療センターなどいくつかの機関が合併したものです。

 私が勤務していた病院内ですでにこの秘密を知っている人がいますが、多くの人たちは皆……多くの医師はこのような摘出手術を密かにやっているので、他の関係者はたとえこれを知っても、口止めのために殺される恐れがあるので、誰もこれを避けて言い出す勇気がありません。ここに監禁されていた法輪功学習者はほとんど瀋陽大北刑務所、馬三家教養院や、その他の刑務所から移送されてきたか、公園や自宅で煉功していて逮捕され送り込まれてきた人たちです。これらの学習者は法輪功を放棄せず、逮捕する際に逮捕状もなく家族も事情を知らない状態の下に捕まえられた人達です。

 中共は法輪功を弾圧しているので、臓器を摘出された法輪功学習者は殺されてしまうのです。他の何らかの犯罪で銃殺刑に処され、あるいは煉功によって狂ったので死亡に至ったと当局から聞かされたことがあります。

 この経験を回想するのは私にとってつらいことです。本人が生きたまま摘出された生体臓器の価値は、死亡した体から摘出した臓器よりずっと大きいのです。多くの法輪功学習者は臓器を摘出された際にはまだ生きていたのです。臓器を摘出された後、彼らの一部の人は直接に死体焼却炉に投げ込まれ、何の痕跡も残りませんでした。ある学習者のケースですが医師は臓器を摘出後、傷口を縫合し、家族や代理家族に火葬の依頼状のサインをさせました。ある家族は臓器を摘出されたことをまったく知り得ませんでした。別のケースでは一部の学習者はそもそも健康な人達でしたが、医師に向精神薬を密かに注射され、精神が朦朧な状態のまま蘇家屯・強制収容所に移送され、そこで引き続き虐待を受け最後には臓器を摘出され、密かに遺体が焼却されました。臓器を摘出された法輪功学習者の中には身体が弱っていた人もいましたし、頑丈で力強い人もいました。ここ数年の間に逮捕状もなく不法に逮捕され、身分も分からず本当にかわいそうな人達です。

 私は2003年末に以上のことが分かったのです。主人はその当時すでに精神的に少し朦朧状態でした。彼はこのことに関わっていましたが、秘密にしていたので私にはずっと言ってくれませんでした。彼はいつも悪夢にうなされ、非常な恐怖の状態に置かれている様子でした。いつかこんなことがありました。彼がテレビを見ていた時です。彼の顔は呆然としていて、私や子供がちょっと触れたとたんに突然叫んでいました。私は彼の異常な状態に気づきました。当時彼の同僚からも秘密に関わる噂を聞いたことがあります。私たちの衛生局の多くの人たちは互いにつながっているので、それぞれ自分の友達とグループを持っていましたから。

 法輪功学習者を弾圧していた最中の2001年から2003年まで、私の前夫はこの秘密に関わってすでに二年以上が過ぎていました。私のそばに寝ている人は2年以上も関わり続けた汚い人だと分かりました。彼のやっていたことを私は本当に許すことが出来ず、この仕事をやめるように言いました。彼は仕事をやめることを承知しました。しかし仕事をやめることはある程度命の危険をもたらすことなので、家族で話し合って彼を出国させることにしました。主人は、次のように私に告白しました。「私は非常につらかった。なぜならば臓器摘出が行われた法輪功学習者は、生きている人間だったからです。もし死んだ人の臓器を摘出するのなら別の話だが、彼らは生きている人間だったのですから」。

 これらのことはすべて密かに行われたのです。私が勤めていた病院でこれに関わった医師のほとんどは、他の病院から転勤させられて来た研修医でした。法輪功学習者の命は、政府による保障が全くありません。彼らの命は当局の目には、何の値打ちもないものです。彼らの体は研修医の練習台として使われています。私の勤めていた病院では、医師の転勤は非常に頻繁に行われていました。医師はこのことに関わると非常につらかったので、ある人は転勤するなどして去ってゆきました。別の人は名を隠して出国したり、口封じのために殺されたりする人もあるいはいたかもしれません。

 私の勤務した病院では職員の仲間内で、ボイラーを死体焼却炉と呼んでいました。本当に・・・このことを思い出すことはとてもつらく、非常に残忍だと思わずにはいられません。医師の責務は死にかかっている人を救助し,負傷した人の手当てをすることですが、ここでは・・・。

 主人には日記を書く習慣がありました。ある日の日記に次のことが綴られていました。主人が気絶した病人の服を脱がせるためにハサミで切ったとき、服のポケットに包まれていたものがありました。開けてみると法輪の絵が描いてあるバッジが出てきました。小さな紙がありました。紙には「お母さん、誕生日おめでとう」と書いてあったのです。

 主人にとってこの出来事は、深い衝撃を与えました・・・。

 中国にはこのような秘密病院がたくさんあります。たくさんの生体臓器が密かに摘出されているのです。私の勤務した病院内のボイラーで働いていた従業員は、最初非常に貧乏でしたが暫くすると少しずつ腕時計や指輪やネックレスなど、貴重品をたくさん蓄えるようになってゆきました。決して少なくはない量です。これらのアクセサリと腕時計は臓器摘出された法輪功学習者が死体焼却炉体に投げ込まれる前に、彼らの体から頂いたものだと職員は打ち明けました。ある職員の目撃によれば、まだ死んでいなかったのに焼却炉に投げ込まれて燃やされた人もいるのです。こうして闇に葬られた法輪功学習者は本当にかわいそうです。

 申し訳ありません(涙ぐむ)・・・毎日つらい気持ちに襲われて自分を責めています。もし私が一刻も早く家族を説得して、立ち上がるように促し秘密を暴くことができれば、非常に多くの人たちを死なせずにおくことができると思っています。この事件が速やかに国際社会で暴かれ、まだ殺されないでいる人達を早く救助できるようにと私は望んでいます。私がこの事件を暴くことで、私の家族がこれをはっきりと知ることをも望んでいます。

 法輪功学習者の臓器摘出に関わった主人を許すことが出来なったので、私たちは離婚しました。私自身も精神的に厳しい衝撃と傷害を受けました。もし主人が自ら臓器摘出の手術に関わったことを告白してくれていなかったら、私はこれを信じることはできなかったのです。私は法輪功学習者でもなく精神的に立派な人間でもありません。しかし、この数年来は良心を抱く一人の中国人として、本当にずっと申し訳ないと思っています。

 私は中国でこのことを漏らす覚悟でしたが、このことを知っていた中国衛生部の多くの人の考え方は私とはまったく違うものでした。彼らはあなたがもしこのことを漏らせれば、あなたが生きていられないだけではなく、あなたの家族もこの世にいなくなるだろうと言ったのです。

 これは国家犯罪です。私にはこれが国家犯罪だと分かっています。しかし私個人の力だけではこの犯罪を止めることはできません。関与した多くの医師が勇気を持って立ち上り、世に出てくることを望んでいます。私が力を尽くしてこんなにも恐ろしいことについて漏らしたのですから、関与した医師達はこれを聞き届けて下さい。彼らの良知が現れることを本当に望んでいます。中共政権の国家犯罪が食い止められるように望んでいます。私は中国を責めているのではありません。中国を責める意思は私にはありません。しかし、この国家犯罪は中共当局によるものです。良知を持っている人間に対して、当局が本当にいい答えを出すようにと思っています。ありがとうございました。

 アンニ
 2006年4月14日

関連キーワード

関連特集

^