中国の中高生留学生が豪州に殺到 60%強占める

2015年05月20日 17時28分
【大紀元日本5月20日】豪ニューサウスウェールズ州に留学するアジアの中高生が増え続けている。最新の政府発表によると、過去12カ月間、同州公立学校のアジア私費留学生は25%増加、中国人は総数の60%強を占めている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道によると、中高生留学生の年間学費は1.4万豪州ドル(約134万円)。同州では約150の公立学校が留学生を受け入れている。

 オーストラリア政府は昨年、ビザ政策を改正し、中学生である7年生以上に留学ビザを交付するようになった(改正前は高校生である9年生以上だった)。同州教育庁の発表によると、新政策実施後、もっとも増えたのは、中国からの留学生で、約10%強増で総数の60%に達した。同州の中高生留学生は今年で3386人になり、今後はさらに増える見込み。

 同庁の規定では、高校留学生は親の同居なしが可能で、それ以外は、親または親せきの同居が義務付けられる。

 約3分の1の留学生はホームスティを選び、週の費用は300豪州ドル(約2.9万円)だという。

 優れた教育環境で国際的に高い評価を得ているオーストラリアは「学校教育」を国家の優先課題のひとつとして掲げている。こうしたことから、留学生の学力を指摘する専門家もいる。調査を行ったというクイーンズランド工科大学の教育学者イングリッシュ氏は「一部の留学生は本国での学校成績が芳しくない。そのことが原因で、豪州に留学したとみられる」と懸念を示した。

(翻訳編集・叶子)
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