マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏が、国連に対し気候変動対策の優先順位を見直し、温室効果ガスの排出削減よりも、マラリア根絶や貧困対策、ワクチン開発への資金拠出を優先すべきだと訴えた。
トランプ米大統領は23日、国連総会で演説し、気候変動対策を「詐欺」と断じ、中国の排出量は先進国合計を超えると非難した。グリーン政策は先進国の雇用や工場閉鎖を招き、産業を規制の緩い国へ移していると述べた。
世界で数百兆円規模の資金が投じられる脱炭素政策をめぐり、米エネルギー省が「CO2削減の効果や必要性に疑問を呈する」報告書を公表した。報告は気候変動の主因とされる人為的CO2排出の影響を過大評価と指摘し、異常気象激甚化の根拠にも疑問を示す。一方、国連IPCCは科学的妥当性を否定し、従来の対策強化を主張。米国は規制緩和に動き、EUは反発、日本も難しい判断を迫られている。気候政策の是非をめぐる国際論争が再び活発化している。
24日、米環境保護庁のゼルディン長官は、温室効果ガスが健康を脅かすとした2009年の「危険性認定」を撤回する方針を明らかにした。
米国のシンクタンクがサンフランシスコに拠点を置く能源基金会が、「米国のグリーンエネルギーへの移行を加速させ、中国へのエネルギー依存を高めている」「米国の政策立案者は深刻な懸念を抱くべきだ」と報告している。
環境省は2025年6月20日、気候変動に関して「地球温暖化は起きていない」「温室効果ガスは無関係」といった情報の拡散を防ぐため、ホームページに特設ページを新設した。政府は、これらの情報をフェイク情報とみなしている
農林水産省は2025年産からコメの作柄を示す「作況指数」の公表を廃止。70年続いた指標が大きく転換される。
核科学者のディグビー・マクドナルド氏は、地球温暖化の主な原因は二酸化炭素(CO₂)ではないとの見解を示した。「気温が先に上昇し、その後にCO₂が増加する」と主張した。
気候変動の最も強力な解決策、再生型農業はなぜ無視され、派手でハイテクな解決策ばかりが注目されているのか? 答えは簡単だ。企業にとって利益にならないからだ
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、銀行業界の温室効果ガス排出量削減を目指す国際的枠組みNZBAから脱退する方針。脱退すれば日本で3社目。なぜ今、脱退が増えているのか
2025/03/18
林官房長官は、10日の記者会見で、カナダの与党・自由党がトルドー首相の後任となる党首にマーク・カーニー元イングランド銀行(中央銀行)総裁を選出したことについて言及した。
三井住友FGは4日、脱炭素を目指す金融機関の国際的な枠組み「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」からの離脱を決定した。
2025/03/05
米環境保護庁(EPA)の長官は、トランプ米大統領の就任前に、環境団体に与えられた約200億ドルを回収する意向を示した。
世界的な温暖化対策の機運停滞か? パリ協定に基づく温室効果ガス削減の新目標について、参加国の9割が期限までに提出していないことが明らかになった。
世界最大の氷山が、南極の遠隔の島へとゆっくりと移動している。AP通信が1月23日に報じたところによると、この氷山はA23aという名前が付けられており、南ジョージア島に衝突する可能性があるという。
2024年、アメリカでは企業がESGやDEIプログラムから撤退し始め、関連訴訟や規制強化が進行中だ。トランプ政権の発足を控え、企業は迅速に法的リスクへの対応を進めている。ESG運動の終焉を迎えつつある中、その影響と変化を追う。
アメリカは過去15年間、温室効果ガス削減で世界をリードしてきた。しかし、中国や他国が排出を続ける中、厳しい規制がアメリカの経済と軍事を弱体化させている現状を再検討する必要がある。
4月から再エネ賦課金増額によって、一般的な家庭では電力料金が値上る。国民からは「実質増税だ」との批判の声が上がっている。なぜ再エネ政策の負担を強いられているのか。専門家は「科学を理解していない政治家が国連アジェンダを取り入れたためだ」と指摘する。
世界気象機関は2024年1月~9月の世界平均気温は産業革命前より1.54℃上昇したと発表した。
2024/11/11
最新の研究によると、地球温暖化の原因はCO2増加ではなく、雲量の減少で太陽光をより多く吸収したことにあると判明。気候変動の本当の原因は何なのか?IPCCの主張に異を唱える科学者たちが示す、新たな温暖化メカニズムに迫る
最新の報告によると、過去50年で世界の野生動物の個体数が73%も減少していることが明らかになった。
悲しみや不安が子供や若者に広がっている原因は、戦争や政治ではなく、気候変動と人類の存続に対する「気候不安」だ。イェール大学によれば、気候不安は気候変動への恐怖であり、これが精神的苦痛の主要な原因となる可能性があると警告されている。
今年の太平洋諸島フォーラム首脳会議では、気候変動が太平洋の小さな低地島嶼国にもたらすリスクが議題の中心となった。
欧州連合(EU)の気候変動監視機関は、7月8日(月)に発表したところによると、先月は地球規模で観測史上最も暑い6月となり、異常な高温が各地で記録された。このことから、一部の科学者は2024年が記録上最も暑い年になる可能性が高いと述べている。
モハーベ砂漠の太陽光発電所を運営する会社は、森林の減少分を補って余りある、数千トンの二酸化炭素排出量を相殺すると述べた。
連邦準備制度理事会(FRB)はアメリカの中央銀行として、政策のあらゆる側面に口を出している。それでも、先週のFRBのプレスリリースは極めて奇妙だった。FRBが気候変動を管理できると思うか?FRBの支配は災いをもたらすだけだ。
科学者たちは、2023年の夏は北半球で過去2000年間で最も暑かったと発表した。ヨハネス・グーテンベルク大学の研究チームは、樹木の年輪から過去2000年分の6月から8月の平均気温を復元し、2023年のデータと比較した。
内閣府への提出資料に中国国営企業のロゴが入っていた問題は、国会とネット世論をどよめかせた。「中国共産党の浸透だ」とする論調に対し、有識者はむしろ「『使える愚か者(Useful ideot)』が日本の政策決定に関わっていることこそ問題だ」と指摘する。
気象学者のシューチャック氏は「観測所は物理的には消えてしまったのだが、魔法のようにデータは報告されている」と語った。
「NOAAは、USHCN観測所のうち、もはや存在しない1218箇所の気温データの30%以上を捏造している」