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スモッグでかすむ北京市の中央ビジネス地区(CBD)==2008年6月4日(FREDERIC J. BROWN/AFP/Getty Images)

豪州五輪陸上選手ら、大気汚染で開会式不参加表明

 【大紀元日本6月18日】北京市の大気汚染の影響を懸念することから、豪州のオリンピック陸上選手のほとんどが8月8日の五輪開会式に参加しないという。国際オリンピック委員会(IOC)は、屋外の競技について、大気汚染の状況によっては延期の可能性があるとしている。

 BBC中文ネットは豪州陸上協会からの情報として、同国のオリンピック陸上選手は大会期間中に香港に滞在し、各自の関連競技が始まる数日前に北京に入る、と報じた。

 選手のマネージャーであるビニートン氏は「選手は北京市に最長でも5、6日間しか留まらない。それ以上長くなると、呼吸系統によくない」と説明した。結局、これらの選手は開会式に出席できないことになるという。

 また、同国の女子400メートル障害の選手、2度にわたり金メダルを獲得したヤナ・ローリソン氏と競歩の選手は大会期間中に日本に一時滞在する予定という。

 同国のトライアスロンも同様の理由で五輪開会式に参加しない見通し。

 豪州オリンピック委員会はこれまで、選手の北京入りを遅らせる理由につて、現地での手配による配慮であり、健康問題を憂慮しているのではない、と説明していた。

 同委員会のスポークスマンのタンクレード氏は、豪州参加選手の大半は開会式に参加しないと公表し、理由としてその次の競技により良い状態で臨むためと説明した。

 最近の北京市における大気汚染レベルは石炭の使用や自動車の増加により深刻で、先月27日に市当局は呼吸器疾患の市民には外出を控えるよう警報を発令した。

(翻訳・叶子、編集・藤川)


 (08/06/18 06:38)  





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