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精神の若さがあるから、健康と幸福感が保たれたのか(Getty Images)

精神年齢を若く保つことこそ、青春を保つ要

 【大紀元日本3月12日】米インディアナ州のパデュー大学(Purdue University)で行われた調査研究では、精神年齢の、体の老化に対する影響は歳月による影響よりも大きいことが判明した。同じ10年の歳月を取った者でも、精神年齢を若く保つ者は体力に対してより自信が持てるだけではなくて、身体も若く見えるという調査結果が得られた。

 科学紙「サイエンス・デイリー」によると、この研究結果は1995年から2005年まで、10年間にわたり55歳~74歳の約500人を対象に行った調査からまとめたものだという。研究の主な目的は、実年齢と精神年齢はどちらが生活様式に対してより影響力を持つのかを調査するためである。

 この研究を率いるパデュー大学で社会学と加齢医学を専攻しているマーカス・H・スチャファー(Markus H. Schafer)さんは、「若い気持ちを保つ人は精神年齢も若いし老化も遅い」と話した。また、沢山の人が自分が若く見えることを望んでいることから、時代の流行や新しい物事に対して興味を示し、挑戦するように自分自身を促すが、社会全体が若さの維持を過剰に強調すると、マイナスの面も出てくると注意を呼び掛けた。若さを保ちたい人が一旦、自分が年を老いている事実に直面する時に、自信を失い、老化現象が顕著に表れることが多いとスチャファーさんは指摘した。

 この研究では、多くの女性は男性より外見を重視しているが、男女問わず一旦本人が自分自身の老いに気付いた時に同様に無力感と喪失感を味わうという。

 しかし、スチャファーさんは、「健康及び幸福感が人々の精神の若さを決定したのか、それとも精神の若さがあるから、健康及び幸福感が保たれたのかについて、まだ確定されていない。この課題は、今後も研究を続ける」と示した。

(翻訳編集・豊山)


 (10/03/12 05:00)  





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