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腐敗は共産党を崩壊させると述べた胡総書記(Adrian Bradshaw/Getty Images)

「腐敗は必ず共産党を崩壊させる」=胡錦濤・総書記

 【大紀元日本3月1日】胡錦濤・総書記は1月15日、中国共産党第十七回中紀委第2次会議で、35分の発言の中で「腐敗は必ず共産党を崩壊させる」と再び警告したという。香港誌「争鳴月刊」の羅氷記者が明らかにした。

 *胡総書記、再び強く警告

 「争鳴月刊」によると、胡総書記は、「与党が背負っている腐敗という荷物はますます重くなっている。民心を反映する指標は2つあり、1つは、経済成長を遂げ、人民は政治および自由を享有する権利が向上した。もう1つは、各級党組織、政府に対する民衆の満足度は、危機の臨界点に達するほど下降した」と指摘し、「腐敗状況は悪化しつつあることを認識し、腐敗は共産党の運命を断絶することを認識すべきだ」と強調したという。

 *歴史を振り返り、諸外国の政権を見習うべき

 胡総書記は前世紀60年代以降を振り返り、世界には異なる制度を持つ国家の政権更迭があった。歴史的原因および外国政治の干渉のほかに、主な要素は2つに集中しているとした。①与党の腐敗・無能、人民の信頼を失い、人民に唾棄され、覆られた②社会問題続出、経済不振、広範囲にわたり人民が失望し、政権交代が求められた。

 胡総書記は、歴史の経験に鑑み、与党の腐敗は必ず、①広範囲にわたる人民利益と対立する②政治執行の合法性を失う③社会に対する凝集力を失う④社会主義制度の礎石を揺るがす4つのことをもたらすと強調した。

 *腐敗違法事件が続出

 一方、中紀委書記の賀国強氏は同じ会議で、近年紀律に違反した事件が大幅に増加し、これらの事件は3つのことを示していると発表し、すなわち、①腐敗・権力乱用の勢いは猛烈であること②群衆が党および政府に対して少なからず希望を抱いていること③党および政府は極めて大きい圧力および挑戦を受けている非常に危険な時期に直面していること。

 *2007年共産党、420万件あまりの腐敗告発

 会議では中央・省・市3級党政府機関において、2007年で計421万7450件の腐敗告発を受けたと発表し、4つに分類された事件数はそれぞれ、①公金着服・収賄事件が307万8367件②生活紀律腐敗堕落事件が21万2430件③汚職・権利濫用事件が45万7436件④その他の腐敗・紀律を違反する事件が46万9217件。

 *悪質な団体犯罪発生

 賀氏は、近年は与党機関において、団体の犯罪事件が特に目立つと強調し、次の6点に纏めた。①地区、部門を超え、密輸犯罪②結託による地元地区の政治、団体および市場経済活動を操る③政府関係者と結託し、社会、エンタテイメント市場を操り、ギャンブル、ポルノ、麻薬売買等活動を行う④証券、金融部門を制御し、架空情報を流し、巨額の経済利益を貪る⑤非合法的武装警察に類似するグループを組織し、政府部門や国有企業の名義で社会にて活動する⑥暴漢を雇い、政治、経済利益関係の対抗相手に傷害を与える。

 昨年、党政、国有企業が暴漢を雇い傷害事件に発展した数が3144件も告発され、社会に与えたショックが大きかった。

 
(翻訳・余靜)


 (08/03/01 21:19)  





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