【大紀元日本8月9日】4時間に及んだ8日の五輪開幕式で、気温と湿度が高く、それに加えて大勢の観客が一箇所に集中し、目が回るほどの光と会場でのざわめきで570人が熱中症にかかった。その内の20数人が緊急救命のために病院へ運ばれた。
中国国家体育場医療チーム部長の彭明強さんは、「気温と湿度が高く、それに開幕式に掛かる時間も長かったため、570人余の患者が現れた。主に熱中症で、発熱や外傷を負った者もいる。患者の中に、一部の観客のほかに、出演者、ボランティアおよびスタッフも含まれている。重症になった20数人は病院へ運ばれたが、命に別状はない」と語った。
彭氏によると、今回は北京市から400人余の医療人員を手配したという。
今回はセキュリティのために、観客は飲み物、食べ物およびバッグの持ち込みが禁止された上、開幕式の終了前に席を離れてはならないとされた。問題を起こさないように多くの人は手ぶらで来ている。結局は、一部体の弱い者、高齢者およびボランティア、出演者たちが酷暑に耐え切れなかった。
一方、テレビの前で観賞する大陸観客はこれについて、「全員がうちわを扇いでいた。鳥の巣は欠陥商品だ。酷暑の中で、スーツ姿の各国要人も暑さで惨めだった。多くの人が汗を拭いたりして、苛立っている様子だった。何故最初から温度を調整できるようにしなかったのか」と話した。また、「テレビの映像に出てきた外国選手たちは、多くの選手は汗だらけで暑くないはずはない」と語った。
観客の中には、「建築設計に問題があるのだ。何故鳥の巣と呼ぶのか。通気性をもっとよくすべきで、もっと人間のことを考えるべきだ」と不満をもらした人もいるという。
(記者・馮長楽、翻訳/編集・余靜)
|