【大紀元日本7月31日】中国山東省青島市は7月24日、同市の手足口病の現況報告を発表した。発表によると、今年1月1日から7月20日まで、青島市では合計10,743件の感染例が確認され、昨年同期比(1,783感染例)の5倍増となったことが分かった。現時点で10,071人が回復したという。また、農村地区および農村と都市部を繋ぐ地区が主な発生地区で、患者は5歳未満の児童が89・02%を占めている。
青島市地元メディアによると、7月20日までに山東省全省では97,933件の手足口病の感染例が報告されており、その中で患者数の最も多い都市は、順に聊城、渮澤、莱蕪、日照、青島の5都市で、手足口病に感染して死亡した症例は同省内で合計44人。青島市では死亡症例は出ていないという。
報告によると、今年、青島市で発生した手足口病はEV71型ウイルスが90・55%を占めており、このウイルスは2007年および2008年のものと異なり、感染力が強く、発病が早く持続期間が長いこと、重症に発展することが特徴であると示した。また、手足口病に対する免疫が十分でないため、今年は感染発病が多く、重症患者も増えたという。実際、青島市では昨年の重症患者は1人だったのに対して、今年はすでに380人に達している。
青島市衛生局関係者によると、手足口病の発生は例年5〜7月がピークだが、現時点の状況からすると、今年はピーク時期が延びる可能性があるという。
報告では、手足口病の予防は特に託児所が重要だとしており、青島市当局は各託児所に対して、新型H1N1型インフルエンザまたは手足口病の感染例が出た場合、直ちに閉所し、午前と午後の検査、追跡検査を行い、消毒などの措置を取るように指導した。手足口病に対しては具体的に例を挙げ、例えば、託児所の中で1つのクラスから手足口病の感染が1人でも出た場合、そのクラスを2週間閉鎖する。また、同じ託児所の異なるクラスから2人の手足口病の感染が出た場合、同託児所を閉所するよう指導した。
(翻訳編集・余靜)
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