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真面目で精力的に仕事をこなす人は、家庭生活に良い影響を与える

仕事を大切にする人は幸せな家庭生活を築きやすい=米研究

 【大紀元日本10月4日】

 米カンザス州立大学での最新研究で、勤務先で真面目で精力的に、また積極的に仕事をこなす人は、家庭生活においても家族間のトラブルがうまく処理でき、幸せな家庭生活を築きやすいという結果が出ている。

 研究チームは67人を調査対象として2週間にわたる調査を行い、まともな仕事の経歴を持つ人は、家庭生活にどのような影響を与えるか、または、どの程度の影響を与えているのかを重点的に調査を行った。チームはすべての調査対象に対して、毎日用意した2部の調査表に記入してもらった。1部は、一日の仕事を終えたときに記入し、もう1部は就寝前に記入してもらった。また、調査を開始した時および調査が完了した時、それぞれ1部ずつ別様式の調査表に記入してもらった。

 研究チームの主要メンバーで、同大学精神病学教授のサトリ・カルバートソン氏は、昼間でまともな仕事をする人は、家庭内での人間関係やトラブルをよりうまく処理ができ、より良いパートナーになれるし、家庭内のことを効率的に行うことができると分析した。カルバートソン氏は、「まともな仕事の経歴」の定義とは、仕事に情熱を注ぎ、仕事を大切にし、そして、同僚との人間関係がよい」などである。

 また、人々が仕事および家庭生活の中で受けたストレスは、互いにマイナスの影響を与えていることも分かった。同時に人の感情は仕事と家庭の両方に対して重要な影響の要素であることも分かった。勿論、仕事を大切にするか否か、仕事に対する態度が積極的であるか否かは、その人の持つ特性によることでもあるが、感情の変化は微妙に仕事と家庭生活に対する態度に影響していることも間違いない。これによって、なぜ一部の人の仕事に対する態度が時々違うのかを説明できるし、家庭生活も感情の変化に影響されていることも理解できる。

 今回の研究でさらに面白いことが分かった。すなわち、仕事の量は、仕事に対する態度や仕事を大切にすることに影響しないし、家庭生活の態度にも影響を与えないのだ。

 ここで言っている真面目で仕事に積極的に取り組む人とは、仕事中毒症の人を含めていない。仕事中毒症の人は、反って家族との不仲、家庭内のトラブルをうまく処理できない可能性が高いと、研究者は指摘した。

 研究チームは、研究結果が、企業管理者にとって、社員の仕事と家庭生活のバランスをうまく取れるように、仕事の環境改善に役立つと信じている。

 一方、少し前の研究では、仕事と家庭生活でトラブルが生じやすい人には、仕事に対する満足度が低く、健康状ヤが良くない、うまく仕事をこなせない人が多いとの結果が出ている。これらの人は1つの仕事を長く続けることはできないと示した。

 カルバートソン氏は、社員を助けることとは、すなわち企業を助けることになるとの見解を示した。

(翻訳編集・豊山)


 (09/10/04 05:00)  





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