印刷版   

(ROBYN BECK/AFP/Getty Images)

トヨタ:ブレーキ異常まったく見つからず 被害者の証言に「矛盾」

 【大紀元日本3月18日】トヨタ・リコール事件以来、賠償金目当てに急加速を自作自演したとも疑われる通報やクレームが「不可解にも増加している」という。

 米国トヨタ自動車販売は15日、カリフォルニア州サンディエゴ近郊で今月8日に起きた、61歳男性が運転するプリウスの急加速事故について、「機能上の不具合は全く見つからなかった」とし、また男性の証言には「矛盾がある」との見解を発表した。会見は同市内で行われた。

 同社広報担当マイク・マイケルズ氏は、「われわれは、男性をうそつき呼ばわりするつもりもないし、男性が何をして何をしなかったのかについて判断するつもりもない」と伝えた。

 米トヨタの会見を受けて米安全当局も、制御不能に陥ったとする運転手の主張を実証・反証する証拠を確認できず、急加速の原因となった可能性のある不具合を見つけることはできなかったと発表した。

 8日に起きた急加速事件とは、ジェームズ・サイクスさん(61)が運転していた2008年製プリウスが、サンディエゴ近郊の高速道路を走行中に約20分間制御不能となり、ハイウェイ・パトロールの手を借りて停止させた出来事。ジェームズさんはメディアに対して恐怖体験を話していた。

 マイケルズ氏は、同出来事のメディア報道について「大げさにされている」と批判し、トヨタのリコール問題がメディアに取り上げ始められて以来、急加速したとのクレームが「不可解にも増加している」と指摘した。

 トヨタはこれとは別に100件以上の集団訴訟や、事故被害者との損害賠償訴訟を控えている。一部では事故被害者が賠償金目当てに急加速を自作自演したとされる疑惑も浮上している。

(佐渡)

 (10/03/18 09:33)  





■関連文章
  • 【グローバルQ&A】トヨタのリコール問題、世界からの信頼とトヨタの伝統②(10/03/05)
  • トヨタ株上昇=世界の株式市場報告(10/03/01)
  • トヨタLS460L、ベストモデルに=新車10ベストカー米誌ランキング(10/02/26)
  • 【グローバルQ&A】トヨタのリコール問題、世界の市民はどうみる?①(10/02/24)
  • 中国:毒入り粉ミルクが、なぜまた市場に?(10/02/17)
  • フォルクスワーゲン社、ブラジルで20万台リコール(10/02/13)
  • トヨタ車リコール:「日本経済の中年危機」=中国メディア・消費者(10/02/11)
  • 「今は、お客さま対応を」 トヨタ社長リコール会見(10/02/10)
  • 問われる日本企業の姿勢 トヨタのリコール問題(10/02/09)
  • 新型夜行性ビデオカメラ搭載車開発=トヨタ(10/02/06)
  • トヨタ、米1月販売台数16%急減 11年振りの低水準(10/02/04)
  • 中国当局、チベット人に暴動の自作自演を強要か(09/10/10)
  • トヨタ車パワーウインドーに欠陥、中国で約70万台リコール(09/08/25)
  • トヨタ、カナダでの自動車生産台数第1位に(09/08/04)
  • 中国製玩具4種類、米政府再びリコール(08/06/03)