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(NOAA via Getty Images)

米研究:アジアの雨期は世界各地への汚染物質散布を助長

 【大紀元日本3月31日】米コロラド州にある国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research, NCAR)が行った研究によると、アジアの雨期は強烈な空気循環形態と関連があり、黒色炭素、二酸化硫黄、一酸化炭素などの汚染物質が成層圏に入っているという。

 成層圏は大気の中の一層で、地表からおよそ32キロから40キロ上空に位置している。NCARの科学者ウィリアム・ランデル(William Randel)氏は、雨期は地球上で最も威力のある大気循環系統の一つで、ちょうど汚染の最も深刻な地区を形成していると述べている。

 科学者は衛星資料とコンピュータのモデルを利用し、一度汚染物質が成層圏に進入すると数年もの間、地球を循環することを発見した。

 研究では、「一部の汚染物質は最後に低い大気の層に戻り、その他の物質は分解される」としている。

 アジアの成層圏に進入した汚染物質はこの先、数十年内に増加する可能性があり、これは中国やインドなどの工業の急速な成長による。しかし科学者は、気候変遷のアジアの雨期に対する影響ははっきり分からず、雨期の空気の垂直対流が強まるか弱まるかは確定していないとした。

 この国際研究は、3月26日出版のサイエンス誌に掲載された。

 
(翻訳編集・市村)


 (10/03/31 05:00)  





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