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来年の中国経済、「インフレと成長鈍化が基調」=英銀行報告書

 【大紀元日本12月18日】スタンダードチャータード銀行が16日に発表した報告書によると、2011年の中国の消費者物価指数(CPI)の上昇率は5.5%、国内総生産(GDP)の伸び率は8.5%と予測されている。さらに、中央銀行は来年、4回の利上げを実施するとの見方も示した。中国経済網が伝えた。

 同銀行のエコノミスト王志浩氏は、インフレの悪化と成長の鈍化が来年の中国経済の基調をなすと述べ、来年上半期に予想されるインフレは、金融引き締め政策の効果を打ち消し、下半期も緩和を望めず、経済成長は鈍くなると分析している。

 また、報告書はインフレ対策として、マクロ経済が大幅に引き締められると予測し、中央銀行は4回の利上げと数回の預金準備金率の引き上げを実施するという見解も示している。

 さらに、金融引き締めの第一歩として、2011年の銀行融資限度額は6万億元に設定され、融資金額の増加率は、2010年の18%から12~14%にまで下がると予測している。

(翻訳編集・高遠)


 (10/12/18 10:00)  





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中国経済  インフレ  CPI  消費者物価指数  上昇率  


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