ホワイトハウス歓迎式典後遺症:中国外相と駐米大使免職か

2006年05月07日 10時13分
 【大紀元日本5月7日】米「ネルソン報道」の報道によると、中国外相李肇星と駐米大使周文重が、胡錦濤国家主席訪米中、ホワイトハウス歓迎式典で遭遇した一連の出来事で、免職される可能性が高いという。

 4月20日法輪功学習者・王文怡のホワイトハウス歓迎式典で胡錦濤に向かって抗議した事件が、メディアの注目を中米関係から中国での法輪功学習者に対する臓器狩り事件に移転させた。しかし、ホワイトハウス歓迎式典抗議事件の影響力は、それだけではない。台湾系メディアが6日、「ネルソン報道」を引用して伝えた情報によると、中国外相李肇星、中米大使周文重が、同事件の影響で免職される可能性が高いという。

 報道によると、胡錦濤本人を含めて中共高層が、ホワイトハウス歓迎式典事件は米政府が背後で画策したものと確信しているという。特に、歓迎式典での国旗掲揚で、ホワイトハウスのスタッフが、「中華人民共和国」の国名を「中華民国」として読み上げた。

 また、法輪功学習者で大紀元時報記者である王文怡が、式典で胡錦濤に向かって抗議を始めたが、ホワイトハウス側は数分後にようやく王氏を止めようとしていた。ネルソンによると、中共側が当時ホワイトハウスの警備に、王氏の行動を即停止と要求したが、セキュリティー担当者は、王氏がすでにセキュリティー・チェックを済ませており安全に対する脅威が無いとし、責任をワシントン警察の方にあるとした。

 ネルソンによると、それらの一連のことは、中共側にしてみれば偶然な出来事とは見なされず、米政府が背後で画策したものと信じているという。胡錦濤の今回の米国訪問は、すでに米中関係において潜在の厳重問題となり、政治上では胡錦濤に損害を与えているという。

 一方、ネルソンの報道を受けて、台湾系メディアは北京の情報筋に言及し、中共上層部は胡錦濤が訪米中遭遇したことに不満であり、外交システムに「反省」を要求する可能性があるが、李肇星外相と周文重駐米大使が同時に免職される可能性はないとしている。

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