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「中共に殺された多くの人々は、我々のために死んだ」と語る敖博さん(大紀元)

国外亡命の中国人気バンド、パリで脱党演説

 【大紀元日本6月6日】フランス・パリ市内のチャイナタウンで先月30日、5500万人が中共から脱退したことを記念し、脱党運動を支援する集会が行われた。国外に亡命した中国の人気バンド「盤古楽隊」が駆けつけ、中国での悲惨な体験談を話すと、集まった中国人たちは次々に脱党を表明した。

 中国国内で一世を風靡した人気ロックバンド「盤古楽隊」は、天安門事件の時に学生として抗議活動に参加し、2004年にスウェーデンに亡命した。それ以来、民主主義と人権の重要性を訴え、共産党独裁政権に反対する活動を続けている。
多くの人が脱党を表明した集会(大紀元)


バンドの メンバーで、中国民主活動家の張健氏は「20年前に、天安門広場で政治民主改革を求める学生デモに、当局は30万人の軍隊と大量の装甲車を投じて虐殺した」と語った。当時大学生だった張建氏もこの抗議運動に参加し、兵士から3発の銃撃を受け、今もその銃弾が太ももに残っている。

 張氏によると、天安門事件以降、中国における民主の扉は完全に閉ざされ、幹部の汚職がますます横行するようになったという。経済は発展したが、その一方で中国当局はますます人権を無視するようになり「中共こそ、いまの中華民族の道徳理念を著しく崩壊させた元凶」と張氏は嘆く。

 バンドのリーダーである敖博さんは、「なぜ、こんなに苦労をして皆に(中共が邪悪であるという)真相を伝えるのか。すなわち、真相を知ることは他人のためではなく、自分自身のためだからだ。中共に殺された大勢の人々は運が悪いのではなく、死んで当たり前なのでもなく、生きているあなたたちのために命を奪われた。今、君たちが享受している恵まれた生活は、無数の大学生が全身血だらけになるまで暴行され、無数の法輪功学習者が厳しい拷問を耐えていることによって得られている」と集会で訴えた。

 また、別のメンバーは「人間にとって最も重要なのは、良識と正義に基づいて行動することだ」と語った。

 現地の脱中国共産党支援センターの統計によると、集会に来た中国人のうち、40人以上が中国共産党とその関連組織からの離脱を表明した。



                        
(記者・王泓、翻訳編集・叶子)

 (09/06/06 15:14)  





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