印刷版   

ラビア・カーディル議長は7月30日、日本訪問の日程を急遽繰り上げ米国へ発った。東京で予定されていた30日の講演会では、ラビア議長の事前に収録されたビデオが会場で放映された(Getty Image)

ラビア議長、急遽訪日日程繰上げ米国へ

 【大紀元日本7月31日】ウイグル人亡命組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は7月30日に、日本訪問の日程を急遽繰り上げ米国へ発った。東京で予定されている30日の講演会はキャンセルになり、事前に収録されたラビア議長のビデオが放映された。主催者側が、ラビア議長は米下院外交委員会とある外交政策会議を開く為に急遽帰日本を発ったと説明しているが、中国側の圧力によるという一説もある。

 ラビア議長は成田空港で、「もっと多くの人々がウイグル人の運命に関心を寄せて欲しい」と再び呼びかけた。ラビア議長は米現地時間7月31日に複数の下院議員と会談し、「新疆7・5事件」の公聴会の証人として出席する予定でいるという。

 ラビア議長の今回の訪日は、中共当局から猛烈な批判を浴びていた。28日、中共国務院報道室が北京駐在の日本各メディアに、「7・5暴動事件とラビア」の日本語版DVDを配ったほか、NHKの同日のラビア訪日の放送も切断した。在日本中国大使館は30日、日本メディア14社などを東京都内の中国大使館に呼び、7月5日のウイグル事件の様子を伝える映像を放映した。

 同議長は来週メルボルンで開催中の国際映画祭に出席する予定だが、中国大使館から豪政府へビザ拒否の圧力を掛けられているため注目が集まっている。現時点での現地メディアの報道によると、豪外務省は、ラビア議長の入国を許可することを決めたという。

(翻訳編集・余靜)

 (09/07/31 20:59)  





■関連文章
  • 「ウイグル人1万人が消えた」=ラビア・カーディル氏、日本記者クラブで会見(09/07/31)
  • 情勢安定化のため武装警察13万人に増員=新疆自治区(09/07/24)
  • 中国核実験、32年間で46回も(09/03/28)
  • 新疆ウイグル族地区、中国当局が軍事管理実施(08/03/20)