THE EPOCH TIMES

上海万博シンボル、今度はパクられる

2010年05月01日 08時00分
 【大紀元日本5月1日】何かと話題の絶えない上海万博であるが、万博PRソングと岡本真夜さんの歌を聞き比べながら、失笑してしまった人も多かったにちがいない。ところがこれだけではすまなかった。「パクリ大国」中国では、大人気の万博シンボルが次々とパクられている。

 
上海万博のマスコット「海宝」と「海宝冷凍庫」

この写真の上側は言わずと知れた上海万博マスコットの「海宝(ハイパオ)」で、下は「河南海宝電器有限会社」の主要商品である冷凍庫。社名にたまたま「海宝」が入っていたことから、ちゃっかりと万博マスコットのデザインをいただいたようだ。「海宝」に赤いマントを着せ、「海の精(海精霊)」という名前で発売されているこの冷凍庫は、中国の巷のインターネットでこの頃、知名度が急上昇している。どっちが「親」でどっちが「子」かという憶測も飛び交っているなか、先日上海万博組織委員会はマスコットのほうが「親」であると発表したという。今回は「パクられた」で済みそうだが、今後もこのような「親子認定」は絶えないだろう。

 万博の中国館の工事現場?と目を疑ってしまう下の建物は、江蘇省阜寧県で建設中の「山寨(パクリ)万博中国館」である。

 
建設中の「山寨(パクリ)万博中国館」

県政府によると、この建物は万博の精神を広めるために県のランドマークとして建設し、5月20日頃に竣工予定だという。これまでにかかった費用は100万元(1370万円)としているが、建築開始当時の資料によると総工費は350万元(4800万円)になるという。貧しい阜寧県にとってこのお金は「贅沢な出費だ」と現地のネットユーザーたちが怒りの声をあらわにしている。

 建築物の著作権に関しては、県の役員は「これはただのオブジェであり、著作権に引っかかることはない」とし、「中央が禁止していないことはしていいことだ。上海万博は全国民の万博であり、我々のこのオブジェは万博への参加を意味している」と話した。

(翻訳編集・心明)


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