THE EPOCH TIMES

勇者たちを見捨ててはならぬ!

2008年06月16日 10時27分
 【大紀元日本6月16日】こんな人が中国に出てきたのか、と目を疑った。

 しかし本当らしい。それも一人ではないようだ。大紀元6月10日の報道によれば、中国四川省の被災地で、「人権聖火」がプリントされたTシャツを着て
四川省にも現われた人権聖火

街頭を歩く人が出現しているという。

 もはや周知のことだが、5月12日の四川大地震でこれほど甚大な人的被害がでた原因の一つは、地震そのもののエネルギーの大きさばかりではなく、耐震性の全くない恐るべき建築物が倒壊して無数の人々を圧死させたことにある。

 小学校や中学校が全壊し、多くの子どもたちが下敷きとなって死んだ。

 あまりの悲劇に自分の感覚さえ麻痺しそうであるが、メディアで伝えられる画像で見ても、倒壊した校舎の鉄筋は針金のように細く、コンクリートが石膏細工のようにもろく粉々に砕けているのが分かる。我が子を失った父親が手で力を加えただけでも、そのコンクリート片は簡単に割れるのである。

 中国国内の手抜き工事を意味する「おから工事」という言葉が、このような巨大な不幸の結果として、日本のメディアでも定着してしまったことはあまりにも悲しい。

 地方政府関係の建物などが、なぜか庶民の家屋や田舎の学校とはまるで不釣合いなほど豪華に建てられている問題は、以前から大紀元でも報道されていた。今回、それら豪華版の政府関係建築が倒壊して被害が出たというニュースは一向に耳にしない。

 問題の根幹はそのような「おから工事」を生み出した、恐るべき中国社会の腐敗体質にある。

 つまり、四川省のみならず、学校が倒壊して子どもたちが圧死することは、授業中に大地震(あるいは中地震)があれば、どこでも起こりうるのが今の中国なのである。

 だとすれば、8万とも9万とも言われる今回の犠牲者の多くは、実は地震という天災によるものではなく、腐敗・汚職・人命軽視が常態化した中国社会が招いた人災の犠牲者であったことは、もはや誰の目にも明らかであろう。

 何を隠そうとしたのか、災害発生後72時間以内という生存者救出のタイムリミットに、海外からの救助隊を受け入れなかった中国政府の姿勢も批判されて当然である。

 中国共産党の悪魔性をここで繰り返す必要もなかろうが、それでも触れなければならないのは、この四川大地震のあとの5月17日、米国ニューヨークのフラッシング地区で起きた卑劣な襲撃事件のことである。

 要するに、中共が背後で操作してゴロツキ華人を金で雇い、中共からの脱党支援をしていた法輪功学習者を中心とするグループに対して、罵声を浴びせかけ、暴行を加えてきたということだ。

 まったく驚くのは、自由と民主主義のアメリカで臆面もなくこのような暴挙に出たことであるが、角度を換えて見れば、それもまた中共の末期性を如実に示したものとも言えるのではないか。

 すでに指摘されているように、その意図するところは、災害対応の不備をはじめ中国国内で大爆発寸前となっている中共当局への民衆の不満を逸らすために、法輪功学習者に悪辣な挑発を仕掛けてきたということである。

 もちろん、そんな挑発に乗る法輪功ではない。

 中共はどうもまだ分っていないらしい。法輪功が中共を倒すのではなく、天の裁きの当然の結果として、悪事の限りを尽くした中共が自滅するのである。

 従って、いくら中共が法輪功を誹謗中傷しようとも、それは天の法廷における中共自身の罪状を重くこそすれ、法輪功にとっては秋の蚊のようなものでしかない。

 中共は知るまいが、迫害9年間の艱難辛苦がすべての法輪功学習者を鋼鉄のように鍛え上げ、ゆるぎない大法の信念を持つに至っているのである。

 法輪功の前に現れた中共は、澄みきった鏡に映った自分の醜い姿を見せつけられたことで自己パニックを起こし、それゆえに狂乱的な行動をとる。

 慈悲の心で彼らにこう言おう。退党自救。沈む泥舟の上で、まだ何を踊るつもりか。

 中共からの脱党者は、毎日数万人ずつ増加して3800万人に達しているという。

 邪悪との決別を自ら表明した人々の大いなる勇気を、心から讃えたいと思う。

 そして、もう一つの勇士の出現が、冒頭に述べた「人権聖火」のTシャツを着て堂々と街を歩く人の登場である。

 正直、その人の身に危険があるのではないかと心配もしている。

 しかし、ついに「人権聖火」のTシャツが中国において現れたことに、これから「人権聖火」を迎えようとしている日本の私たちは、大きな賞賛と感動をもって受け止めようではないか。

 勇者たちを見捨ててはならぬ。そのことを私たちは肝に銘じよう。

 そして、そのような勇気ある人々が中国にいるということを決して忘れず、まもなく始まる「グローバル人権聖火リレーin日本」に、私たちは全身全霊を尽くしていこう。

 迫害によって殺された人々。天災と言う名の「人災」で亡くなった人々。狂気の政治の犠牲になった人々。「人権聖火」のもとへ、8000万の霊魂が集まって来る。

 私たち日本人も、敬虔な心をもってここに集うことを一つの「義務」と考えたい。

 「グローバル人権聖火リレーin日本」 開催日程

 6月18日 12時東京・代々木公園野外ステージ

 21日 12時長野・南千歳公園

 22日 13時半 大阪・中ノ島公園

 25日 17時半 名古屋・若宮公園

 28日 13時広島・平和公園

 29日 12時福岡・福岡中央公園 

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