国連難民事務所と米国が協力、法輪功学習者を中国から救出

2005年09月27日 07時36分
 【大紀元日本9月27日】複数の法輪功関連団体や、国連難民事務所、米国務省と議会、非政府組織の協力で、中国瀋陽市在住の法輪功学習者・李偉勲さんが9月21日夜、アメリカのボルチモア国際空港に無事到着した。中国共産党による法輪功集団迫害が始まり6年。李さんは米国に縁戚がいなかったが、国連に難民と認定され米国政府に直接受け入れられた。こうしたケースは、今回で2度目になる。

 李偉勲さんは2002年1月から中国警察当局から残酷な拷問を受け続け、最後には手足が動かなくなり、言語能力を失い、摂食障害を起し、重体に陥った。家族と救援者の懸命の救援で、中国医科大学第1病院で警察による厳密監視下で治療を受けることが許可された、その間、数々の危険を乗り越え、関係者の協力で第3国に脱出した。その後、国連難民事務所が彼女を難民と認定し、米国政府は、李偉勲さんの米国定住を認めた。

 9月23日午前、米国法輪功学習者の付き添いで、李偉勲さんは米国移民局の社会適応プログラムに参加した。李さんは同局の援助に感謝し、その責任者サラ氏も法輪功学習者が李さんを助けた行動を称賛した。

 同日午後、李さんは米国務省を訪れ、米政府に深く感謝する意を表明した。その席で、国務省の関連部門の官僚らに、中国で受けた迫害の実情を陳述し、数々の迫害の卑劣な手段を暴露した。李さんとご主人はともに某国営工場の共産党委員会に在職していた。工場の党委員会は、工場の中で高音量スピーカーを使い彼女や法輪功に対し攻撃的な内容を放送し続けた。監禁された後、残酷な拷問で重体に陥り、死亡する寸前に家での治療が許可されたが、警察は彼女を24時間監視するために、部屋の壁を取り壊すことを要求してきた。その後李さんは海外脱出に成功。そのため、法輪功学習者ではない家族が中国当局から8年の禁固刑に罰せられ、いまだに刑務所に収監されているという。

 李さんの中国居住地の薄煕来・省長は、法輪功集団迫害を指揮した一人だが、省長が米国訪問すれば、李さんは原告の一人として、彼を起訴すると表明した。

 米国務省は「米国はこれからも中国共産党による法輪功集団迫害に注目していく。可能な限り外交交渉の場で、中国当局に法輪功学習者や中国人民の信教と言論の自由を保障するよう要求し続ける」と述べた。

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